香港の超高級住宅取引額が世界2位、ドバイに迫る

更新日:2026年09月25日
香港の超高級住宅取引額が世界2位

1,000万米ドル(約16億円)以上の超高級住宅が、2026年第2四半期(4~6月)に香港で93件成約し、成約総額は16億7,000万米ドル(約2,600億円)に達しました。成約総額の世界ランキングでは香港が2位となり、1位のドバイは21億7,000万米ドル(131件)でした。香港の成約総額はドバイの約8割に達しています。

この調査は、英国に本社を置く大手不動産サービス会社ナイトフランクが四半期ごとに発表している「グローバル・スーパープライム・インテリジェンス」によるものです。

香港の成約件数は前年同期比75%増、成約総額は67%増と大きく伸びました。一方、ドバイでは前四半期と比べて成約件数が21%減、成約総額が27%減となっています。香港の市場が拡大する一方でドバイの成約が減少したことで、両都市の差が縮まりました。

成約総額のランキングでは、1位がドバイの21億6,800万米ドル(131件)、2位が香港の16億7,000万米ドル(93件)、3位がロンドンの14億3,400万米ドル(44件)、4位がニューヨークの9億6,500万米ドル(57件)、5位がマイアミの8億800万米ドル(53件)となりました。

6位以下は、シンガポールが7億1,500万米ドル(45件)、ロサンゼルスが6億9,200万米ドル(49件)、パームビーチが6億4,000万米ドル(31件)、オレンジカウンティが6億4,000万米ドル(30件)、シドニーが4億800万米ドル(27件)、ジュネーブが2億6,700万米ドル(9件)、パリが1億600万米ドル(3件)でした。

調査対象となった世界12市場全体では、第2四半期に572件の超高級住宅が成約し、成約総額は105億米ドルとなりました。成約件数は前四半期比7%減、成約総額は5%減となっています。

ナイトフランクの住宅エージェンシー部門責任者のウィリアム・ラウ氏は、香港が世界有数の高級住宅市場としての強さを引き続き示しているとコメントしています。アジアでの富の創出が加速する中、高級住宅を選ぶ際には、住宅の質やライフスタイル、ウェルネス、長期的な資産価値をより重視するようになるとの見方を示しています。

レポート「グローバル・スーパープライム・インテリジェンス(Global Super-Prime Intelligence)」はナイトフランクのホームページからPDFでダウンロード取得できます。
https://www.knightfrank.co.uk/research/reports/global-super-prime-intelligence-2666