香港空港の8月の旅客数は3.5%増の586万人に

更新日:2026年09月18日
香港空港の8月の旅客数

香港国際空港の2026年8月の旅客数は前年同月比3.5%増の586万人となり、航空需要が堅調に推移しています。香港では2030年までに就航地を240か所へ拡大する計画も進められており、中央アジアを含む新規路線の開設も検討されています。キャセイパシフィック航空と香港エクスプレスの旅客数も過去最高を記録し、香港の航空ネットワーク拡大と旅行需要の回復が続いています。

■香港空港の8月の旅客数は3.5%増の586万人に
香港国際空港の2026年8月の旅客数は前年同月比3.5%増の586万人となり、発着便数も0.5%増の34,995便となりました。一方、貨物取扱量は前年同月比1.2%減の42万2,000トンとなりました。

1月から8月までの累計では、旅客数が前年同期比10.1%増の4,430万人、発着便数が3.5%増の26万9,900便となりました。貨物取扱量も前年同期比2.6%増の334万トンとなっています。

■2030年までに航空路線の就航地を240か所に拡大
香港は2030年までに、航空路線の就航地を現在の約220か所から240か所へ拡大することを目指しています。行政長官は、「2026年から2030年の間に毎年10か国以上との航空分野におけるパートナーシップを模索し、そのうち少なくとも40%は一帯一路構想に参加している国々との提携を目指す」と述べています。

こうした方針のもと、中央アジアを含む一帯一路沿線国との航空ネットワーク拡大が進められており、ウズベキスタンへの新規路線開設も検討されています。ウズベキスタンへの就航について具体的なスケジュールはまだ決まっていません。

また、中央アジアではカザフスタンへの路線開設も予定されており、キャセイパシフィック航空が2027年1月9日から香港-アルマトイ間の直行便を開設する予定です。

北京が2013年に立ち上げた「一帯一路」構想は、貿易や経済関係の強化を目的とした国際的な協力構想で、現在150か国以上が参加しています。

■キャセイと香港エクスプレス、8月の旅客数が過去最高
キャセイパシフィック航空と香港エクスプレスは、8月に合計360万人以上の乗客を輸送し、過去最高を記録しました。キャセイパシフィック航空の8月の旅客数は前年同月比5%増の283万人となり、1月から8月までの累計旅客数も前年同期比14.6%増の2,155万人に達しました。

キャセイパシフィック航空は、「レジャー旅行は堅調に推移し、特に香港と中国本土からさまざまな短距離目的地への旅行が好調だった。新学期開始を前に、北米と英国への学生の往来も好調だった」と述べています。9月は通常、旅行客が少ない月ですが、国慶節のゴールデンウィーク連休が近づくにつれて、需要が高まると予想しています。