ワクチン2回と抗体検査陽性で隔離7日間
本日は、ワクチンを2回接種して抗体検査で陽性となった香港居住者は香港内ホテルでの隔離期間が7日間となること。24日から新型コロナウイルス対策の制限令が緩和されることの2つのニュースをお伝えします。
■ワクチン2回と抗体検査陽性で隔離7日間
6月30日（水）より、4つの条件「ワクチン2回接種、抗体検査陽性（3ヶ月以内）、香港到着時のPCR検査で陰性、14日以内に指定高リスク国を訪れていない」に当てはまる香港居住者は、香港でのホテル隔離が7日間に短縮されます。ホテル隔離終了後は7日間の自己監視期間、香港到着から12日目、16日目、19日目にはPCR検査を受ける必要があります。
指定高リスク国とは「ブラジル、インド、ネパール、パキスタン、フィリピン、南アフリカ、アイルランド、インドネシア」になります。 ワクチン2回接種していない方は引き続き21日間の隔離、ワクチン2回接種していて抗体検査を受けていない方は14日間の隔離となります。また、香港到着日の14日以内に低リスク国・地域「オーストラリア、ニュージーランド、中国本土、マカオ」だけに滞在していた方は、ワクチンを2回接種していれば抗体検査を受けていなくても7日間の隔離、ワクチンを2回接種していなければ14日間の隔離となります。
香港非居住者については、香港到着日の14日以内に「オーストラリア、ニュージーランド、中国本土、マカオ」だけに滞在していた方は、ワクチンを2回接種していれば抗体検査を受けていなくても7日間の隔離、ワクチンを2回接種していなければ14日間の隔離となります。
■新型コロナ制限の一部が6月24日から緩和
6月23日（水）から7月7日（水）まで、現在施行中の新型コロナウイルス対策の制限令が緩和されます。制限緩和はスタッフ全員が少なくともワクチンを1回接種している店舗・施設（飲食店、バー、パーティールーム、ナイトクラブ、カラオケ、雀荘）が対象となります。フィットネスセンター、プール、テーマパーク、団体旅行ツアー、結婚式の制限緩和も発表されていますのでご案内します。
＜ 制限が緩和される項目＞
下記にあるタイプとは、香港政府が店舗を区別するために指定しているものです。
【レストラン】
・スタッフ全員がワクチン1回（タイプC）
深夜0時、1テーブル6人、収容人数75％、宴会20人まで可。
・スタッフ全員がワクチン2回で14日経過、顧客ワクチン1回（タイプD）
深夜2時、1テーブル12人、収容人数100％、宴会180人まで可。ライブパフォーマンス可。
【バー、パブ、ナイトクラブ】
・スタッフと顧客の全員がワクチン1回（タイプ1）
深夜2時、1テーブル4人、収容人数75％まで可。ライブパフォーマンス可。
・スタッフ全員がワクチン2回で14日経過、顧客ワクチン1回（タイプ2）
深夜4時、1テーブル8人、収容人数100％まで可。ライブパフォーマンス可。
【カラオケ、パーティールーム】
・スタッフと顧客の全員がワクチン1回（タイプ1）
深夜2時、1ルーム8人、収容人数75％まで可。
・スタッフ全員がワクチン2回で14日経過、顧客ワクチン1回（タイプ2）
深夜4時、1ルーム12人、収容人数100％まで可。
【雀荘】
・スタッフ全員がワクチン1回（タイプ1）
午前0時、1テーブル4人、収容人数75％まで可。
・スタッフ全員がワクチン2回で14日経過、顧客ワクチン1回（タイプ2）
午前0時、1テーブル4人、収容人数100％まで可。
【その他】
・結婚式、年次株主総会、宗教上の集まりは参加者の3分の2がワクチンを1回接種している場合に収容人数100％まで許可。
・団体旅行ツアーはスタッフ全員がワクチンを1回接種し参加者の3分の2がワクチンを1回接種している場合に100人まで許可。
・フィットネスセンターのトレーニンググループは、室内の全員がワクチンを2回接種し、適切な距離が維持されている場合、運動中のマスク着用を免除。
・プールは収容人数の50％まで許可、スタッフと顧客全員がワクチン2回接種で収容人数を100％まで許可。 ・テーマパークのパフォーマーは、ワクチン2回接種で屋外パフォーマンス中のマスク着用を免除。
＜ 香港の新型コロナウイルスの状況 ＞
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日3人（域内感染者0人）、感染者合計は11,890人、死者合計は210人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が約1,970,800人（人口の約26.3％）（シノバック 858,000人、ビオンテック 1,112,800人）、うち2回目接種が約1,295,600人（シノバック532,200人、ビオンテック763,400人）となっています。
