香港最新ニュース|MTR半額、フェリー値上げ、物価動向

MTRが10月24日に実施する運賃半額キャンペーンや、スターフェリーの2027年1月からの運賃値上げ、9月の消費者物価指数が前年同月比1.9%上昇したニュースを紹介。さらに、香港国際空港の9月の旅客数が前年同月比10.2%増加したことなど、香港の交通・物価・観光に関する最新動向をまとめました。
■MTRは土曜日に運賃半額キャンペーンを実施
地下鉄を運営するMTRコーポレーションは、明日10月24日(土)に「Thank You Day(感謝日)」を開催し、ほとんどの路線で運賃を半額にします。オクトパスカードまたはQRコードを利用してMTR、ライトレール(軽鉄)、MTRバスに乗車すると、自動的に半額運賃が適用されます。羅湖と落馬洲も対象です。東鉄線のファーストクラス、エアポートエクスプレス、フィーダーバスは対象外となります。また、紙の乗車券やクレジットカードで支払った場合も対象外です。
既存の乗り換え割引やMTRの運賃割引、マンスリーパス利用者向けの乗り換え運賃25%割引に加え、高齢者や障害者を対象とした政府の公共交通機関運賃割引制度とも併用できます。
■スターフェリーは1月25日から値上げ
香港政府は、スターフェリーの運賃引き上げを承認しました。新運賃は2027年1月25日から適用され、中環(セントラル)〜尖沙咀(チムサーチョイ)線と尖沙咀〜湾仔(ワンチャイ)線が値上げの対象となります。値上げ幅は平日が1回あたり0.6〜1香港ドル、週末・祝日が1〜1.8香港ドルです。大人の上層デッキ運賃は平日6香港ドル、週末・祝日8.3香港ドルとなります。月間パスは190香港ドルに据え置かれます。
■消費者物価指数は9月に1.9%上昇
香港政府統計局は、9月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比1.9%上昇したと発表しました。市場予想の1.8%をわずかに上回り、8月の1.7%から伸びが加速しました。主な要因として、香港への出入りにかかる交通費やパッケージツアー費用の上昇率が高まったこと、燃料関連項目の価格上昇が広がったことなどが挙げられています。
項目別では、電気・ガス・水道が前年同月比12.9%、交通が5.2%上昇しました。一方、住居は0.2%、外食・テイクアウトは1.0%の上昇にとどまり、タバコ・酒類は0.4%、基本食料品は0.2%下落しました。政府は、中東情勢の緊張が続くなか、原油高の影響が燃料関連項目に波及し、物価には引き続き上昇圧力がかかるものの、全体としては緩やかな上昇にとどまるとの見通しを示しています。
■香港国際空港の9月の旅客数は10.2%増加
香港国際空港の9月の旅客数は前年同月比10.2%増の486万人となりました。発着便数は7%増の3万2,175便、貨物取扱量は6.3%増の43万3,000トンでした。2026年1〜9月の累計旅客数は4,910万人となり、前年同期比10.1%増加しました。