イスラム過激派、香港に潜入か?

更新日:2017年05月04日
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テロ

イスラム国(IS)やアルカイダのメンバーが香港に潜入している可能性があると香港の警察庁が発表し、イスラム過激派によるテロの可能性が十分に考えられると伝えました。この発表の中では、具体的に犯行声明などがあったわけではないが、香港には世界有数の発達した情報網があり、外国人居住者の割合が多く、国際的企業の進出が多いため、テロリスト達の活動の場となる条件を備えていることが指摘されました。

近年フランスやアメリカなど世界中で発生しているテロの中には、トラックや圧力鍋を使用した爆弾が利用された事例も多く、これらは、香港でも簡単に手に入れることができます。また、昨年の国連のテロ活動に関する調査によると、自国以外で活動するテロリストは約3万人、出身地は100カ国以上にのぼることから、香港のような国際都市にテロリストが潜んでいても、不思議はありません。

また、2016年は以下のように、比較的安全と考えられていたアジア各地でイスラム国(IS)によるテロ事件が続出していることから、香港でも身近に危険が潜んでいる可能性があることを意識すべきなのかもしれません。

・2016年1月14日 インドネシアの首都ジャカルタ

オフィスビルが並ぶ目抜き通りのショッピングモール内で爆発や銃撃、死亡者7名、負傷者24名以上。

・2016年6月28日 マレーシアの首都クアラルンプール

郊外ショッピングモールのバーで爆発、負傷者8名。

・2016年7月1日 バングラデシュの首都ダッカ

外国人に人気のレストランで爆発や銃撃、死亡者28名(日本人7名)、負傷者50名。

なお日本の外務省は、テロの標的となりやすい場所を「オープン・カフェ、欧米関連施設、警察・政府・軍関係施設、ショッピングモール、デパートや市場、公共交通機関、金曜礼拝等の宗教関連行事・施設、観光・リゾート施設など不特定多数が集まる場所」と伝えています。

ショッピングモールや飲食店の利用は避けられないことですが、万が一テロ事件に巻き込まれた際に冷静な対応ができるよう、心構えをしておいたほうが良いのかもしれません。