香港でスマート筋電義手・義足60人に無償提供

更新日:2026年05月27日
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義足

中国本土のテクノロジー企業「強脳科技(BrainCo)」がスマート筋電義手と義足を発表し、香港理工大学と共同で香港の手足を失った人60名に無償提供をおこないます。これらの義肢は埋め込み手術を必要とせず、筋電図(EMG)によって動作を制御でき、使用者は物をつかんだり歩いたりする能力を取り戻すことができます。

強脳科技(BrainCo)のスマート筋電義手は現在量産体制に入っており、販売価格は約10万元(約235万円)で、欧米の類似製品の約5分の1から7分の1程度の価格となっています。

昨年の人民網の報道では、12歳の時に事故で右手を失った男性が、強脳科技(BrainCo)のスマート筋電義手でドアを開けたり、物を運んだり、握手をしたりすることにも慣れ、さらにはパソコンのキーボードを打ったり、ピアノを弾いたりもできるようになったと紹介されていました。脳が「手を動かそう」と指令を出すと、腕の筋肉に微弱な電流が流れますが、スマート筋電義手を装着すると、ソケット内部の電極(センサー)が電気信号をキャッチし、意図をくみ取って動作します。練習を重ねると、自由自在に操ることができるようになります。

スマート筋電義足については、マルチセンサー融合技術とインテリジェント油圧システムを搭載しており、歩行動作と瞬時に連携し、階段昇降や速度切り替えをサポートするほか、緊急停止や転倒防止機能も備えています。義足でロッククライミングを楽しむことに成功している人もいます。

強脳科技は近年、各地の身体障害者連合会や基金会などと積極的に提携し、条件を満たす障がい者に、安価で、場合によっては無償でスマート筋電義手や義足を提供しています。今回の香港理工大学との共同プログラムでは、無償提供に加え、香港理工大学チームによる専門的な評価とリハビリ支援サービスも提供され、受給者が段階的に適応・習得できるよう支援します。無償提供の申し込み要件については一般公開されておらず、現時点では詳細は不明です。