香港とカザフスタンの直行便、2027年に就航へ
キャセイパシフィック航空は、2027年第1四半期から香港とカザフスタン最大の都市アルマトイを結ぶ直行便を週3便運航する計画を発表しました。香港とアルマトイを結ぶ直行便は、以前はカザフスタンの航空会社エア・アスタナが運航していましたが、2020年に新型コロナウイルスの影響で運休し、その後再開されていません。今回のキャセイパシフィック航空による就航は、香港と中央アジアの関係強化に向けた大きな一歩となります。
香港政府トップのジョン・リー行政長官は、中央アジアとの経済・ビジネス関係の強化を目的に初の公式訪問を行っています。カザフスタン訪問中の6月2日、香港とカザフスタンの間で、貿易、投資、金融、技術、教育、航空、グリーンファイナンスなど幅広い分野にわたる43件の覚書および協力協定を締結したと発表しました。この中には、香港の航空会社によるアルマトイ直行便の運航も含まれています。
カザフスタンは豊かな自然やアウトドア観光資源を有しているほか、2029年のアジア冬季競技大会の開催地としても注目されています。また、ジョン・リー行政長官は、香港パスポート所持者が中央アジア3カ国(カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス)にビザなしで滞在できる期間を、すべて30日間にすることを目標に掲げています。
経済・金融分野では、カザフスタンが香港との二重課税回避協定に関する協議を進めることに合意したほか、投資促進・保護協定についても早期に正式交渉を開始する方針で一致しました。
教育分野では、香港教育大学と香港理工大学がナザルバエフ大学と協力覚書を締結し、研究や学術交流を拡大することが決まりました。現在、香港には500人を超えるカザフスタン人留学生が在籍しており、両地域の教育連携はすでに着実に進んでいます。
