世界物価ランキング 香港は住宅1位、東京は低物価

世界69都市を対象に、物価や生活の質を比較したレポート「Mapping the World’s Prices 2026」をドイツ銀行が発表しました。物価が最も高い都市ランキングでは、チューリヒとジュネーブが1位となり、テルアビブ、ニューヨーク、サンフランシスコが続きました。一方、香港は住宅購入価格で世界1位となり、日本の東京は主要先進国の中でも物価が非常に安い都市として、さまざまな観点から注目されています。
同レポートでは、生活の質や給与に加え、住宅価格や家賃、光熱費、iPhone 17 Pro(256GB)、食料品、タバコ(Marlboro)、国産ビール、低価格帯でのデート費用、中価格帯ワイン、リーバイス501ジーンズ、チェーン店のサマードレス、カプチーノ、コカ・コーラおよびペプシ、レストランで提供される輸入ビール、マクドナルドのセットメニュー、中価格帯レストランでの2人分の3コースディナー、映画館のチケット、フィットネスクラブの月会費、ガソリン、公共交通機関(定期券・片道切符)、タクシー、新車(フォルクスワーゲン・ゴルフ1.5)、インターネットの月額料金など、さまざまな項目の価格を米ドル換算で比較しています。
日本については、「世界で最もiPhoneを安く購入できる国」であるほか、「ロンドンで1回デートする費用で東京では2回デートできる」「東京での2人分の外食費は69都市中57位で、ニューヨークの約3分の1。ヨハネスブルクやサンパウロ、イスタンブールよりも安い」「マクドナルドの価格は69都市中63位で、テルアビブの約4分の1」「東京でのアパート購入価格は香港やソウルの約3分の1」など、さまざまなデータを紹介しています。また、購買力平価(PPP)に基づき、米国を100とした各国の物価水準指数では、日本は1990年代半ばの173から2012年には125、現在は60まで低下しており、日本の物価水準が長期的に大きく下がったことが示されています。
香港は住宅価格で1位でしたが、新型コロナウイルス流行前の水準と比べると10%低下しています。住宅価格ランキングは2位がチューリッヒ、3位がソウルで、東京は25位でした。家賃(3ベッドルームのアパート)は、1位がニューヨーク、2位がチューリッヒ、3位がサンフランシスコで、香港は7位、東京は40位でした。
生活の質ランキングは、1位がルクセンブルク、2位がコペンハーゲン、3位がアムステルダム、4位がウィーンとミュンヘンでした。日本は22位、香港は前年の48位から55位へと順位を下げました。同ランキングは、購買力、治安、医療、生活費、住宅価格対収入比率、通勤時間、汚染度、気候などを総合的に評価した指標です。
レポートはドイツ銀行のホームページの「Research」の項目からダウンロードできます。
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