香港で定年退職後に必要なお金は約1億円
更新日:2026年06月04日
香港退職金協会(香港退休計劃協會/HKRSA)は、香港で65歳で退職し、100歳まで生活すると想定した場合、約710万香港ドル(約1億4489万円)の貯蓄が必要になるとの試算を発表しました。報告書によると、退職後に基本的な生活水準を維持するためには、月額2万香港ドル(約40万8140円)の生活費が必要とされています。
平均余命を基に計算すると、男性が65歳で退職し86歳まで生きる場合には約460万香港ドル(約9387万円)、女性が65歳で退職して90歳まで生きる場合には約540万香港ドル(約1億1019万円)の資金が必要になると推定されています。
また、この調査では9万人以上の従業員を抱える企業を対象に、退職金制度の実態についても調査が行われました。その結果、多くの企業が給与の8~15%を強制積立年金(MPF)や任意の退職年金制度(ORSO)に拠出しており、法定最低拠出率である5%を上回っていることが分かりました。
一方、日本の総務省が公表した2024年の家計調査によると、65歳以上の単身無職世帯の月間消費支出は14万9286円、夫婦のみの無職世帯では25万6521円(1人あたり12万8260円)となっています。
単純な比較はできないものの、香港では老後に必要とされる生活費が日本よりも大幅に高いことがうかがえる結果となっています。
