ワゴン式飲茶の蓮香樓、香港空港に新店舗オープン
更新日:2026年07月22日

ワゴン式飲茶で知られる100年以上の歴史を誇る老舗レストラン「蓮香樓(れんこうろう)」が、香港国際空港第1ターミナルに新店舗をソフトオープンしました。店舗は本日7月22日午前6時から試験営業を開始しており、24時間営業で飲茶を楽しむことができます。制限エリアの外にあるため、飛行機を利用しない人でも気軽に立ち寄ることができます。
蓮香樓は、香港の上環(ションワン)と尖沙咀(チムサーチョイ)にも店舗を構えています。蒸した点心を載せた手押しワゴンが店内を巡り、客がその場で料理を選ぶ昔ながらの「ワゴン式飲茶」を現在も提供している数少ない名店として知られています。その伝統的なスタイルは、地元の人々だけでなく、多くの観光客からも長年親しまれています。
新たにオープンした空港店は、伝統的な中国茶館をイメージした内装を採用。エビ餃子やシュウマイ、小籠包など、市内店舗で人気の点心を楽しむことができます。価格帯も尖沙咀店とほぼ同じで、小皿料理は25香港ドルから、シュウマイや小籠包などの点心は48香港ドル、高級食材を使用したメニューは68香港ドルから提供されます。
蓮香樓の歴史は1889年、中国・広州で創業した菓子店までさかのぼります。1918年に香港へ進出し、「蓮香茶室(Lin Heung Tea House)」として営業を開始しました。かつて中環・威霊頓街(ウェリントンストリート)の店舗は、香港の飲茶文化を象徴する存在として広く親しまれていましたが、閉店と再開を繰り返した後、現在は上環へ移転して営業を続けています。
今回の空港出店により、香港到着直後や出発前でも、昔ながらのワゴン式飲茶を気軽に楽しめる新たなスポットとして注目を集めそうです。