香港人の外食についての意識調査。味より価格！

香港理工大学が15歳以上の香港人401人を対象に、外食についての電話アンケートを実施しました。

外食頻度を伺う調査では、65％もの香港人が「1週間に4回以上外食をする。」と回答し、そのうちの半数が「毎日外食している。」していると答えており、香港人の外食率の高さが示される結果となりました。飲食店の選定基準におけるアンケートでは、「本来は健康面に気を使ったバランスの良い食事をするべきだが、質や味よりも価格を重視している。」と多くの香港人が回答しており、物価の高い香港を象徴する結果となりました。

また香港理工大学は同時に、飲食店305店舗を対象とした調査もおこない、飲食店の60％が健康的な料理を提供できていないと発表した上で、特に低価格セットメニューに塩分と油分が多く含まれており、健康面で問題がおこる可能性があるとしています。

これらの調査結果を受けて香港政府の食物環境衛生署は、健康なメニューを提供している飲食店には何らかの優遇措置を与えるべきではないかと検討しているようです。

今後、健康的な料理を提供する飲食店が増えると嬉しいですね。。