旧正月間近!正しいお年玉の渡し方

更新日:2015年02月10日
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お年玉

旧正月が目前に迫った香港。紙幣発行銀行の3行(HSBC、中国銀行、Standard Chartered銀行)は、2月10日より新札への両替サービスを開始しました。(U Magazine)

お年玉は広東語で「利是(ライシー)」と呼び、新札が縁起が良いとされています。毎年旧正月前になると銀行が新札への両替や交換に応じますが、すぐに新札が無くなってしまうため、交換初日は銀行窓口に大行列ができます。

香港人はどんな場面で「利是」を渡すか、皆様ご存知でしょうか。
・既婚者が未婚者へ渡す(ちなみに未婚者は何歳でも大丈夫です)
・上司が部下へ渡す
・親戚や友人の子供に渡す
・日頃お世話になっている方へ渡す(マンションの管理人や馴染みのレストランの店員など)

新年のあいさつに「新年快楽/サンニンファーイロッ(明けましておめでとう)」の後に「恭喜發財/ゴンヘイファッチョイ(お金持ちになれますように)」と言われたら、お年玉をねだられている合図です。

マンションの管理人など普段お世話になっている人へは、20香港ドルで十分ですので差し上げてみてはいかがでしょうか。上司が部下に渡す場合は、立場や年数にもよりますが100香港ドルからが一般的です。知り合いの子供へはお付き合いの深さに寄りますが、50香港ドル以上が一般的となります。

利是をもらったときは、「身體健康/サンタイギンホーン(健康でありますように)」や「萬事如意/マンシールーイ(思い通りにいきますように)」など縁起のいい言葉を返します。

利是をまだ準備されていない方はお早めにご準備ください。新札が入手できなければ、比較的きれいな紙幣でも十分です。‏