香港8大学の新卒平均年収、香港大は800万円

香港政府の公費助成を受ける主要8大学(UGC加盟校)を2024/25年度に卒業した新卒者の平均年収は33万6,000香港ドル(約672万円、1香港ドル=約20円換算)となり、前年から約2.1%(約7,000香港ドル)増加したことが、香港大学教育資助委員会(UGC)の卒業生就職調査で分かりました。
大学別の平均年収では、香港大学(HKU)が40万香港ドル(約800万円)で首位となり、香港中文大学(CUHK)が39万9,000香港ドル(約798万円)で続きました。各大学の平均年収は以下の通りです。
・香港大学(HKU):40万香港ドル(約800万円)
・香港中文大学(CUHK):39万9,000香港ドル(約798万円)
・香港教育大学(EdUHK):35万3,000香港ドル(約706万円)
・香港科技大学(HKUST):33万3,000香港ドル(約666万円)
・香港理工大学(PolyU):31万3,000香港ドル(約626万円)
・香港城市大学(CityU):27万5,000香港ドル(約550万円)
・香港浸会大学(HKBU):27万4,000香港ドル(約548万円)
・香港嶺南大学(Lingnan):24万8,000香港ドル(約496万円)
専攻別では、医学・歯学・看護学分野が55万4,000香港ドル(約1,108万円)で最も高く、教育分野は36万3,000香港ドル(約726万円)、理学分野は29万9,000香港ドル(約598万円)となりました。一方、社会科学分野は29万4,000香港ドル(約588万円)で、主要分野の中で唯一前年を下回りました。
今回の調査対象は、香港政府の公費助成を受ける主要8大学(UGC加盟校)の2024/25年度卒業生です。香港にはこのほかにも私立大学や自資運営の大学がありますが、それらは調査対象に含まれていません。
参考までに、日本の年収情報サイトOpenWork(オープンワーク)が、2018年3月~2022年6月に登録された約24万6,000人分の年収データを基に、出身大学別の年齢別想定年収を公表しています。25歳時の想定年収では、東京大学が519万円でトップとなり、一橋大学(482万円)、慶應義塾大学(468万円)、京都大学(452万円)、東京工業大学(449万円)が続いています。
調査方法が異なるため単純な比較はできませんが、香港大学の新卒平均年収は約800万円と、日本の大学卒業者の25歳時想定年収を大きく上回る水準となっています。一方で、香港は住宅費を中心に生活コストが日本より高い傾向にあるため、実際の生活水準は収入だけでなく支出も含めて考える必要があります。