アジアベストバー50 香港から7店舗、日本から3店舗

更新日:2026年07月31日
隠れ家バー

2026年度版の「アジアのベストバー50(Asia’s 50 Best Bars)」が発表されました。2年連続で1位に輝いていた香港の「Bar Leone」は今年3位に後退し、代わって中国・広州の「Hope & Sesame」が、中国本土のバーとして初めてアジア首位に輝き、大きな注目を集めています。このランキングは、英国メディアWilliam Reedが毎年発表しているものです。

1位となった広州の「Hope & Sesame」は、2016年に中国南部初のスピークイージー(隠れ家バー)としてオープンしました。香港からは高速鉄道と地下鉄を利用して約1時間半でアクセスできます。風変わりな広東の収集品や骨董品店が並ぶ趣あるエリアにあり、一見すると質素な茶餐廳(カジュアルな食堂)ですが、その奥には豪華な隠れ家バーが広がっています。世界各地のあまり知られていない調味料やソース、スパイスから着想を得て、地元の味わいと現代のミクソロジーを融合させた独創的なカクテルを提供しています。

2位はソウルの「Zest」(3年連続)、3位は香港の「Bar Leone」、4位はバンコクの「Dry Wave Cocktail Studio」、5位は深圳の「MO Bar Shenzhen」、6位はバンコクの「Bar Us」、7位はバンコクの「Lennon’s」、8位はゴアの「Boilermaker」、9位はシンガポールの「Jigger & Pony」、10位は深圳の「Obsidian Bar」でした。

以下、香港と日本からトップ50にランクインしたバーをご紹介します。香港からは7店舗、日本からは3店舗(いずれも東京)が選出されました。なお、日本勢は前年の6店舗から半減しています。

■トップ50にランクインした香港のバー
3位 中環・必列者士街にある、イタリアの伝統的な飲酒文化にこだわるバー「Bar Leone」
22位 中環・雪廠街にある、旧製氷倉庫跡を活用した空間で、日本人バーテンダー・後閑信吾氏が指揮を執る「Gokan」
24位 中環・善慶街にある、アガベ系スピリッツに特化したメキシコ風カクテルバー「COA」
36位 【初登場】NoHo・歌賦街にある、受賞歴のあるバーテンダーShelley Tai氏が手がける小規模カクテルバー「Mius」
37位 中環・フォーシーズンズホテル内にある、ギリシャ神話のアルゴ船に由来するバー「ARGO」
47位 【初登場】荷李活道にある、1970年代のマイアミパーティーやキューバのクラシックカクテルをコンセプトとした「Montana」
49位 荷李活道にある、香港初のクローズドループ型カクテルバーとして、地元食材やアップサイクル素材にこだわる「Penicillin」

■トップ50にランクインした日本のバー
23位 東京エディション銀座にある、パンチスタイルのカクテルで人気の「Punch Room Tokyo」
26位 フォーシーズンズホテル東京大手町39階にある、パリと東京の文化が融合したバー「Virtù」
39位 池袋にある、15年以上にわたり東京のバー文化を支えてきた老舗「Bar Libre」

アジアのベストバー50の全ランキングは、以下のオフィシャルサイトで確認できます。店名をクリックすると各バーの詳細も閲覧できるほか、51位から100位までのランキングも紹介されています。
https://www.theworlds50best.com/bars/asia/list/1-50

このランキングは、アジア各地のバー業界関係者やドリンクメディア、ミクソロジーの専門家など300人以上の投票によって決定されます。また、投票システムは世界的な監査会社デロイトが監修しており、公平性と信頼性が確保されています。