ポケモンGOをビジネス活用する香港企業が続出

ポケモンGOを活用したビジネスマーケテイングが早速、香港各社で熱く展開されています。特に、「ルアーモジュール」というポケモンをおびき寄せる有料アイテムに注目です。

有名学習塾のBeacon Collegeと現代教育では、「塾見学に来ると沢山のポケモンが捕まえられ、ポケモンGOは英語や一般教養の勉強にもなるよ」とfacebookとルアーモジュールを活用して生徒数獲得を見込んでおり、不動産ディベロッパーの新鴻基地產では、運営するショッピングモールでルアーモジュールを使い、ポケモンGO関連のイベントを同時開催して、8～10％の売上増加を見込んでいることを発表しています。

ルアーモジュールの使用だけでなく、ポケモンGOを活用した以下のビジネス展開も香港内で繰り広げられています。

・タクシーアプリ「快的Taxi」では、アプリダウンロード数増加を目的として、ポケモンGO利用者限定で、1時間無料タクシー乗車を先着ベースで実施。
・携帯電話会社の「CSL」や「1010」では、無制限インターネット使用プランを提供。
・レンタカー会社「CALL4VAN」では、ポケモン捕獲のために訪れた旅行者をターゲットに、ツアーガイドや携帯SIMカード付きパッケージを提供。
・ディベロッパー「太古地産」では、運営ショッピングモール内にいるポケモン情報をFacebookやインスタグラムで案内し来客数増加を狙う。

・蟹料理レストラン「發記清水大閘蟹專門店」では、蟹ポケモン（クラブ）を見せれば蟹が10％オフに。

このようにポケモンGOを利用したビジネスが過熱化していますが、ポケモンによる集客数増加と売上増加がどの程度相関するのか気になるところです。