香港で日本人のセクシー女優が逮捕

更新日:2022年10月19日
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敗血症

本日は、香港で売春をおこなっていた日本人セクシー女優が在留資格違反の疑いで逮捕されたこと、致死率の高い類鼻疽感染者が29人見つかり水道水の調査がおこなわれたこと、香港での国際線運航が今月末から大幅増便となることをお伝えします。

また、香港政府が明日10月20日(木)より公共場所での集まり上限を4人から12人に緩和し、レストラン、バー・パブ、クラブ・ナイトクラブ、映画館、ミュージアム、クラブハウス、ホテル・ゲストハウスでライブパフォーマンス(音楽生演奏)およびダンスを許可、テーマパークの屋外エリアで飲食を許可すると発表しました。

■香港で日本人のセクシー女優が逮捕
香港警察は17日(月)、売春の取り締まりにより尖沙咀地区で女性16人を逮捕しました。香港メディア頭條日報では、うち1人は日本人セクシー女優の「愛沢」であると報じており、メッセージアプリTelegram(テレグラム)を活用して過去の動画作品の写真を使用して集客をおこなっていたとのこと。逮捕の理由は在留資格違反の疑いとなっているようです。また、同メディアでは愛沢は日本ではあまり知られていない女優、日本で知り合った中国人に「遊び半分仕事で香港に来られる」と話を持ちかけられ、1回の性的サービスにつき約6,000~7,000香港ドル(約114,000~133,000円)で売春し、仲介業者は手数料4,000香港ドル(約76,000円)を得ていたと報じています。

■致死率の高い類鼻疽感染者が29人見つかる
2022年に致死率40~75%とされている類鼻疽(るいびそ)菌の感染者が、香港で29人見つかっており6人が死亡、感染者のうち20人は深水埗(サムスイポー)に居住していることが分かっています。深水埗地区の水道水の調査がおこなわれましたが、現時点では原因菌が見つかっていません。

類鼻疽(メリオイドーシス)は、主に東南アジアおよびオーストラリア北部で流行している人獣共通感染症で、香港でも「2017年12人、2018年6人、2019年3人、2020年12人、2021年17人」と毎年感染が確認されています。汚染水の飲用によって感染する可能性があり、ヒトからヒトへの感染は非常に稀ですが感染者の血液や体液を介して感染することがあります。ヒトに感染した場合は致死率の高い肺炎や敗血症を起こす可能性があります。

■香港での国際線運航を今月末から大幅増便へ
10月31日から全日本空輸(ANA)は羽田―香港線を週4の往復体制で運航し、11月20日から週7往復に増便することを発表しました。キャセイパシフィック航空は香港からロンドン、東京、大阪、札幌を含む約2,000便を今後2ヶ月で追加し、今月はマドリード、ドバイ、カトマンズ、ミラノ、バンガロールへの路線を再開します。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、一昨日5,361人、昨日4,954人、感染者累計は425,913人(陽性者累計1,848,163人)、死者累計は10,285人、現在の入院者数は1,834人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,884,150人(94.3%)、うち2回目接種が6,727,452人(92.3%)、3回目接種が5,594,024人(80.5%)、4回目接種が506,916人となっています。