第5弾の助成金の申請が本日から受付開始

更新日:2022年01月17日
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フラワーマーケット

本日は、新型コロナウイルス対策制限で影響を受けた業種や業界に対する助成金の申請受付が開始したこと、レストランの18時以降店内飲食禁止やバーなどの営業停止が2月3日まで延長となったこと、旧正月のフラワーマーケットなどが開催中止となったことをお伝えします。

■第5弾の助成金の申請が本日から受付開始
香港政府の新型コロナウイルス対策制限により、大きく影響を受けた業種や業界に対する助成金(第5弾)の申請受付が本日より始まりました。助成金総額は35億7000万香港ドルとなっています。助成金の申請先は、飲食業は食物環境衛生署、エステ関連は政務司司長辦公室、旅行代理店は商務及經濟發展局、スポーツ施設やアミューズメント施設は民政事務局のように業種ごとに異なるため詳細は下部に案内をする政府ページをご覧ください。

レストランライセンスの保有業種は以下をご参考ください。飲食業協会のサイモン・ウォンは「政府助成金は十分ではない。一部のレストランが倒産する可能性がある」とコメントをしています。

< レストランライセンス保有の業種 >
申請期間は1月17日(月)から2月18日(金)の午後5時まで、物件面積が「100平米以下は5万香港ドル」、「100~200平米は10万香港ドル」、「200~400平米は15万香港ドル」、「400~700平米は20万香港ドル」、「700平米超えは25万香港ドル」の助成金を以下リンクから申請できます。
※助成金の申請は終了しました。

リカーライセンスがあれば25,000香港ドルの追加助成金の申請ができます。
※助成金の申請は終了しました。

カラオケライセンスがあれば25,000香港ドルの追加助成金の申請ができます。
※助成金の申請は終了しました。

その他の業種については以下政府ページのPDFをご参考ください。
※助成金の申請は終了しました。

■店内飲食禁止などのコロナ対策制限が延長
現在、香港では新型コロナ対策の制限として、レストラン内で18時から翌朝5時までの飲食が禁止となっており、バーなどの指定施設に関しては営業停止が指示されていますが、この制限が2月3日(木)まで延長となりました。また、毎年恒例の旧正月イベントであるフラワーマーケットや、観光局主催の祝賀会などのイベントは中止となりました。

香港政府の食物及衛生局局長のソフィアチャンはテレビ番組内で「早ければ2月4日に制限緩和となるが、優先すべきはレストランの店内飲食再開だ。制限緩和はワクチンバブルの原則に基づきおこなうので、ワクチン接種の有無が施設への入場許可の要因となる」と話しました。

なお、営業停止が指示されているのは「バーとパブ、アミューズメントゲームセンター、浴場、フィットネスセンター、アミューズメント施設、公共娯楽場所(シネマなど)、パーティールーム、エステ、クラブとナイトクラブ、カラオケ、麻雀と天九の施設、マッサージ、スポーツ施設、スイミングプール、クルーズ船、イベント施設、全てのローカル観光ツアー」です。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は、金曜9人(入境時・隔離中の発見6人、香港市中感染3人)、土曜5人(入境時・隔離中の発見3人、香港市中感染2人)、日曜11人(入境時・隔離中の発見8人、香港市中感染3人)、感染者合計は12,864人(陽性者合計13,041人)、死者合計は213人となっています。

ワクチン接種者合計は1回目接種が5,133,291人(76.2%)(シノバック1,946,635人、ビオンテック3,186,656人)、うち2回目接種が4,724,164人(70.1%)(シノバック1,759,854人、ビオンテック2,964,310人)、3回目接種が656,335人(シノバック302,136人、ビオンテック354,199人)となっています。

香港政府は過去21日間に「グループA国・地域」に滞在した人を対象に1月16日(日)から2月15日(火)まで香港国際空港での乗り継ぎを禁止しています。グループA国・地域は現時点で150か国・地域以上となり日本も含まれます。