有給取得ランキング、香港や日本の結果は?

更新日:2026年06月11日
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端午の節句 アジア太平洋地域で働く4,500人以上の正社員を対象に、2025年の休暇日数を調べた結果を、人事や給与のシステムを提供するDeel(ディール)社が発表しました。1年間に取得した休暇の平均日数は、1位がシンガポールで19日、2位が香港で16.5日、3位がオーストラリアで16日、4位がインドネシアとマレーシアで15.5日、6位が韓国で15日となっています。

この調査では有給休暇をどれくらい使い切れているかも分析しており、2025年に自分の有給を8割以上使った人の割合は、1位がシンガポール(77.5%)、2位が香港(68.6%)でした。これは、3位のオーストラリア(46.5%)や4位のインド(29.9%)を大きく上回る水準です。

また、香港で働く人は、休みをまとめて一気に取るのではなく、1回につき2日程度ずつこまめに取る傾向があることも分かりました。端午節や中秋節、クリスマスといった祝日に合わせ、その前後に1〜2日だけ休みを加えることで、連休を4〜5日間に延ばしています。この方法であれば自分の仕事が溜まらず、周りにも影響が出ないため、一般的な工夫として定着しているようです。

今回の調査を伝えた記事では、日本の具体的な日数には触れられておらず、ランキングの下位に位置するとみられます。その一方で、旅行サイトのエクスペディアが2024年に発表した「有給休暇の国際比較調査」を見ると、2023年の日本の会社員は、会社から平均19日間の有給をもらっているものの、実際に使ったのは平均12日間にとどまり、休暇を使った割合(取得率)は63%でした。この数字は、世界11の国や地域を比べた中で最も低く、最下位という結果になっています。