屯門と国際空港を結ぶ海底トンネルが12月末オープン

更新日:2020年11月18日
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屯門

新界(ニューテリトリー)北西部の屯門と、港珠澳大橋を結び、香港国際空港への第二のルートともなる海底トンネルが12月末までにオープンするようです。これまで屯門から空港までは車で約45分でしたが、約10分での移動が可能となります。その他にも渋滞解消、中心地から空港に向かう際に渡る「青馬大橋」と「汲水門大橋」で問題が発生した場合の代替ルートとしても期待されています。

屯門と赤鱲角(空港のある島)を結ぶプロジェクト「屯門至赤鱲角連接路」は、2013年に448億香港ドル(約6千億円)の予算で工事が始まりました。工事は南コネクションと北コネクションに分かれており、南コネクション(港珠澳大橋とランタオ島を結ぶ橋の部分)は2018年末の時点で開通していましたが、12月末に開通する北コネクション(屯門と港珠澳大橋を結ぶ海底トンネル)は2年遅れて開通することになります。

通行料は決定していませんが、民主建港協進聯盟が無料にするようにと香港政府を説得しているようです。

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