捜査とはいえ私服警官は胸を触りすぎ!と指摘
更新日:2019年01月31日
タイ人女性の胸が触れると男性の中で有名になっていた尖沙咀(チムサーチョイ)のバーに私服警察による5回の潜入捜査がおこなわれ33名(タイ人女性26名)が逮捕。しかし裁判で私服警官が楽しそうにタイ人女性の胸を触っている監視カメラ映像が映し出されたため市民から「本当に必要な捜査だったのか?」との疑問の声が飛び交っており大きな話題となっています。
潜入捜査がおこなわれたバーでは、20香港ドル(約280円)のクーポンを購入しサイコロゲームの結果に応じてわいせつ行為がおこなえるというシステムがあり、私服警官は毎回4時間、5回の潜入捜査で参加し証拠収集をおこなっていたとのこと。裁判で映し出された映像には「私服警官がタイ人女性の胸を触る、胸に顔をうずめる、胸にクーポンを挟む行為、タイ人女性が警官の股間付近に顔をうずめる行為」などがありました。
被告側は「男性警官が証拠を収集するという口実で必要以上に長時間滞在していた」と裁判で指摘しましたが、裁判官は「監視カメラの映像により私服警官の証言が確証された。警官の行為は受身であり、証拠収集には時間が必要だった。警官は職務として女性の胸を触った。」と警官の行為は必要なことであったとしています。
裁判の結果「性的サービスにより売上を増加させるという行為は売春行為と同種である」などの判断により、47歳香港人女性マネージャーには8ヶ月の懲役刑が言い渡され、タイ人女性26名は「ビザ無しでの就労」や「わいせつ行為の勧誘」の容疑で逮捕となりました。