大学の食堂に中国人旅行客が押し寄せ苦情多発

更新日:2019年02月20日
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最近、香港大学や香港中文大学に中国人旅行客が押し寄せて、学生食堂に長蛇の列ができるという苦情が相次いでいるようです。個人旅行で訪れた中国人だけでなく、無許可の大学見学ツアーで訪れた中国人旅行客が利用するケースも多く、香港の大学生はフェイスブックページなどを通じて大学に対応するようにと呼び掛けています。

香港大学のフェイスブックページ「HKU Secrets」には2月18日、中国人観光客で混み合う学生食堂の写真がアップされ「ランチのために食堂で順番待ちをしていると授業が始まってしまう!」などの怒りのコメントが投稿され、約1,400人からのリアクションが寄せられました。

香港中文大学では1月、沙田キャンパスに中国人団体客が大学側の許可なく訪れたことで、大学行きのシャトルバスや学生食堂が混雑し、学生に大きな迷惑が掛かっているとの報道があり、香港中文大学の学生会のフェイスブックページ「中大學生會 CUSU」では「大学キャンパスは観光スポットではなく、研究、勉学、生活の場である」との投稿がおこなわれ大学への対応を要求しました。

香港メディアon.ccの記者が香港大学の学生にインタビューを行ったところ「最近、中国人旅行客が増えて本当に迷惑。学生証をチェックして学生や職員に優先使用権を与えてほしい」、「旅行客が来るのは良いが、学生に迷惑を掛けないでほしい」などの声が寄せられたようです。なお、大学見学に北京から訪れた旅行客へのインタビューでは「食堂の味はまあまあ良かった」というコメントがあったようです。

今後大学側が外部からの訪問者に対してどのような対応を取るのか気になるところです。香港大学の食堂の入り口では現在「この食堂は職員および学生しか利用できません」との張り紙が確認されています。