キャセイが座席幅の縮小による席数増加を計画

更新日:2017年04月03日
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座席狭い

香港の最大手航空会社キャセイパシフィックが、巨額の赤字を減らすために2018年よりエコノミークラスの座席幅を狭くして、座席数を10%増やす計画を発表しました。また、他社との差別化のためにクッションの詰め物を変更して座り心地を改善したり、座席スクリーンの大型化も予定しているようです。

まずは「ボーイング777-300(短距離向け)」の17機と、「ボーイング777-300ER(長距離向け)」の43機、合わせて60機の改善に着手し、2020年から2024年にかけては毎年機体の5%を改善目標に掲げています。エコノミーの座席数は現行の「3・3・3」の配置から「3・4・3」へ変更され、座席幅は18.5インチ(約47cm)から17.2インチ(約44cm)へと縮小、足元の広さは従来と同じ32インチ(約81.3cm)とするそうです。座席に設置されているスクリーンは9インチから12インチへと拡大される予定で、業界最大のスクリーンを設置しているエミレーツ航空(13.3インチ)に次ぐ大きさになるそうです。

航空会社の格付けランキングの上位常連であるキャセイパシフィックですが、2016年に5億7500万香港ドル(約82億円)の赤字を計上し、今年はリストラや経営の見直しを余儀なくされています。今回の経営改善計画により、年間140万人の乗客増加と年4~5%の売上増を見込み巻き返しを狙っています。