公共交通機関ランキングで香港3位

更新日:2023年08月11日
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英国に拠点を置く保険会社William Russellが、世界の15の主要都市を対象に公共交通機関を比較したランキングを発表し、最良の公共交通機関の選択肢がある都市1位はパリ、2位はストックホルム、3位は香港、4位はニューヨーク、5位はオスロとなりました。

このランキングでは「公共交通機関の平均料金、鉄道駅数、バス車両数、地下鉄路線数、シェア自転車台数、eスクーター(電動キックボード)の業者数、電気自動車台数」を比較しています。

香港は公共交通機関の平均料金は片道1.22英ポンド(約224円)、鉄道駅は62駅(10万人あたり)、バスは1,767台(100万人あたり)、地下鉄は9路線、シェア自転車は無し、eスクーター(電動キックボード)の業者は無し、電気自動車は58,754台(10万人あたり)となっています。

香港はランキング対象の15都市の中で5番目に公共交通機関の費用が安く、選択肢はタクシー、フェリー、地下鉄、鉄道、バス、トラムと豊富であり、電気自動車数は最も多いと評価されています。不便な点は、香港は地下鉄が24時間運行ではないことや、シェア自転車数がゼロであると述べられています。なお、eスクーター(電動キックボード)や電動自転車での車道、歩道、自転車道での使用は現時点では禁止されておりますが、2023年に一部自転車道での使用を許可する立法化に向けて動いています。

ランキングは以下William Russellのホームページで確認できます。
https://www.william-russell.com/blog/global-transport-index/