HKwalls開催、尖東ビル一面に巨大デジタルアート

更新日:2023年03月16日
LINEで送る
Pocket

Demsky

3月18日(土)~26日(日)の9日間、香港島のセントラルやSOHOのある中西区の様々な場所が大型の壁画(ミューラル)アートで飾られるほか、尖沙咀東(チムトン)のビル一面が話題のスペイン人アーティストJ. Demskyによる巨大なデジタルアートで飾られるストリートアートフェスティバル「HKwalls」が開催されます。HKwallsは非営利のアート組織で、香港アーティストや海外アーティストにより毎年3月のアート月間にストリートアートフェスティバルを開催しています。

尖沙咀東(チムトン)の尖沙咀センターとエンパイアセンターのビルは毎年クリスマスシーズンに大型イルミネーションで飾られることが大変有名ですが、今回のHKwallsでは香港大手不動産デベロッパー信和集団のサポートにより、J. Demskyによる巨大なデジタルアート「VLTRAPHOTONICS」で飾られます。4,000平米のビル壁面に82,000個のLED電球を用いた大規模でカラフルなマルチメディア作品が、3月17日(金)~4月12日(水)毎晩18時~23時に点灯します。J. Demskyはグラフィティムーブメント、アーケードゲーム、日本のメカ、SF映画の影響を受けており、空間と時間の関係を利用して、新しい芸術形式で作品を発表しています。

また、3月18日(土)~26日(日)の9日間、毎日10時~18時に香港島の中西区の様々な場所が大型の壁画(ミューラル)アートで飾られます。香港内外のアーティストを迎え入れ、期間中はガイドツアーをはじめ、Soho Houseでのワークショップや過去のHKwallsアーティストの作品展示、ライブペイントによるアートバトルなど様々なイベントが無料で開催されます。スケジュール詳細は以下HKwallsのホームページで確認できます。

3月には「Hong Kong Arts Month(香港アート月間)」としてHKwalls以外にも大規模アートフェア「アート・セントラル(Art Central)」と「アート・バーゼル(Art Basel)」が開催されることにも注目です。