大晦日は夜景スポットでカウントダウン

更新日:2022年12月30日
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20221230

明日の大晦日に夜景スポットのビクトリアハーバー沿いでカウントダウンイベントがおこなわれること、旧正月前後にマスク着用義務を廃止できるという見解があること、香港と日本間のフライト状況についての情報、ワクチン接種証明がなくても外国人旅行者が香港入境ができる可能性があることについてお伝えします。

■大晦日は夜景スポットでカウントダウン
明日12月31日は、夜景スポットとして有名な尖沙咀と湾仔のビクトリアハーバー沿いで、カウントダウンイベントがおこなわれ25分間のカウントダウンショーなどが実施されます。

カウントダウンショーは、ピアニストの牛牛(Niu Niu)の演奏から始まり、香港花式跳繩會による縄跳びショー、そして23時45分からはGekkoによる太鼓演奏がおこなわれます。カウントダウンの最後の30秒間は湾仔のコンベンション&エキシビションセンターに巨大なカウントダウン時計が表示されます。

新年を迎えると10分間の特別版シンフォニー・オブ・ライツが開催され、ビル屋上からの花火やレーザービームショーが楽しめます。

■旧正月前後にマスク着用義務が廃止か?
香港政府のアドバイザーである劉宇隆教授は「新型コロナウイルスの1日あたりの感染者数は早ければ2週間以内に10,000人を下回る可能性がある。状況悪化とならなければ旧正月前後にマスク着用義務を廃止してもよい。しかし、冬になるとインフルエンザ予防のためにマスク着用をする人もいたし、低コストで感染予防ができるため現時点では無理に廃止にする理由もない」と話しました。

■香港・日本間のフライト状況について
日本政府は12月30日(金)から香港と日本の間の直行旅客便の到着空港を「成田、羽田、関西、中部」の4空港に限定していましたが、乗客の中に7日以内に中国本土に滞在した人がいないことを条件に「那覇、福岡、新千歳」の3空港の直行便もこれまでどおり就航できると通知をおこないました。

香港の各航空会社はスケジュールの調整を進めていますが、1月は多くが減便となりそうです。キャセイパシフィック航空は1月8日まで日本発香港着のフライトを予定通り運航しますが、1月9日からの名古屋発便は全て欠航、札幌発便は週7便から週5便に減便、福岡発便と東京成田発便と大阪発便は特定の日に欠航します。香港エクスプレスは1月の香港から日本への41便を欠航して週60便のみを運航します。影響を受けるお客様には他のフライトへの振り替えや全額返金などの対応がおこなわれているようです。

■ワクチン接種なしで香港入境できる可能性
昨日、医務衛生局局長の盧寵茂がラジオ番組で「近いうちに外国人旅行者のワクチン接種要件を調整し、ワクチン接種証明がなくても香港入境ができるようになる可能性がある。ワクチン接種なしで許可をするか、ワクチン接種1回以上と定めるかは、当局がリスクを検討して決定を下すだろう」と述べました。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日24,895人、感染者累計は508,725人、死者累計は11,683人、現在の入院者数は5,195人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,907,971人(94.6%)、うち2回目接種が6,786,768人(93.0%)、3回目接種が5,793,726人(83.2%)、4回目接種が789,104人、5回目接種が22,591人となっています。