木曜日からコロナ対策制限令の一部が緩和

更新日:2022年10月14日
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規制緩和

来週木曜日より新型コロナウイルス対策の制限令が一部緩和されレストランやバーでライブパフォーマンスが許可される予定であること、最低賃金が2023年5月から時給40香港ドルに引き上げとなる見通しであること、スタンダード・チャータード香港マラソンが2023年2月12日に開催されることをお伝えします。

■木曜日からコロナ対策制限令の一部が緩和
10月20日(木)より新型コロナウイルス対策の制限令の一部が緩和となり、レストラン、バー、ナイトクラブでのライブパフォーマンス(音楽生演奏)が許可される予定です。パフォーマーは7日間に2回のPCR検査、観客は当日のRAT検査(迅速抗原検査)とマスク着用が必要となりそうです。また、公共場所での集まりを12人まで許可すること、テーマパークの屋外エリアでの食事を許可する案もあるようです。香港政府は記者会見で「確定後に発表する」と話しています。

香港バー&クラブ協会の会長は、ライブパフォーマンスの再開とハロウィーンとFIFAワールドカップなどのイベントにより、20~30%の売上増加となると予想しています。

■最低賃金が40香港ドルに引き上げの見通し
香港の最低賃金委員会は法定最低賃金水準を時給40香港ドル(約750円)へ引き上げることを政府に提案することで合意しました。現行の37.5香港ドル(約703円)から6.7%の賃金引き上げとなり、行政会議に承認されると早ければ2023年5月から適用される見通しです。

香港の法定最低賃金制度は2011年5月から始まり(導入時は28香港ドル)、2年毎に段階的に最低賃金の引き上げがおこなわれていましたが、2019年から新型コロナウイルスの影響を考慮して凍結されていました。

■香港マラソン2023年2月12日に開催
2023年2月12日(日)にスタンダード・チャータード香港マラソンを開催することを香港陸上競技協会が発表しました。参加ランナーの定員は25,000人を予定しており、申し込み方法の詳細は11月に発表する予定です。これまでと同様に「フルマラソン、ハーフマラソン、10キロ」の3種での選択となります。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日5,622人、感染者累計は422,332人(陽性者累計1,821,754人)、死者累計は10,254人、現在の入院者数は1,602人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,881,752人(94.3%)、うち2回目接種が6,720,846人(92.2%)、3回目接種が5,565,224人(80.2%)、4回目接種が490,502人となっています。