ANAの東京発フライトも着陸禁止

更新日:2022年04月14日
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フライト禁止

本日は、JALに続きANAの東京発フライトも香港に着陸禁止となったこと、香港政府は抗原検査キットを学校の生徒に配布しない方針であること、4月21日からおこなわれる制限緩和の詳細が本日発表されること、HSBCなど各銀行が通常営業の再開を発表したことをお伝えします。

■ANAの東京発フライトも着陸禁止
本日4月14日(木)から20日(水)まで7日間、ANA(全日空)東京発香港着のフライトが着陸禁止となっています。同様に、4月11日(月)から17日(日)まで7日間、JAL(日本航空)東京発香港着のフライトが着陸禁止となっています。

これは「同じフライトで3人以上の陽性者が出た場合、その航空会社のその路線を1週間着陸禁止する」という規則によるものです。

■政府は検査キットを生徒に配布しない方針
現在、香港の学校が対面授業を再開するために、生徒に対する抗原検査を毎日義務付ける方針が発表されています。抗原検査キットは、貧しい家庭には配布されるが、基本的には各家庭で購入することになりそうです。親や教師が毎日生徒に検査を実施するのは難しいという意見について、香港政府は今後数週間の状況をみて検討するとしています。

■本日、21日からの制限緩和の内容発表
4月21日(木)からおこなわれる制限緩和の詳細が本日発表されます。公式発表ではありませんが、香港メディア星島日報では「レストランの店内飲食は午後10時まで延長され、各テーブルに着席できる人数も4人に増える」との情報を伝えています。

■各銀行が通常営業の再開を発表
HSBC銀行が4月19日(火)から、ほとんどの支店と全てのビジネスセンターで通常営業を再開すると発表しました。恒生(ハンセン)銀行、中国銀行(香港)、スタンダードチャータード銀行のほとんどの支店も再開するようです。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日1,272人(入境時・隔離中の発見12人、香港市中感染1,260人)、感染者合計は308,767人(陽性者合計1,194,295人)、死者合計は8,948人、入院者数は9,000人となっています。

ワクチン接種者合計は1回目接種が6,565,511人(92.6%)(シノバック2,849,457人、ビオンテック3,717,054人)、うち2回目接種が5,980,136人(86.3%)(シノバック2,533,057人、ビオンテック3,447,079人)、3回目接種が3,005,618人(シノバック987,957人、ビオンテック2,017,661人)となっています。