バス座席に針を埋め込んだ容疑者が逮捕 KMBバスへの復讐
更新日：2018年07月06日
2階建てKMB（九龍巴士）バスの座席シートに針を埋め込み3名の負傷者を出した容疑で30歳の男性が逮捕されました。容疑者男性は警察の取り調べに対し、「KMBバスは、バス停で乗車待ちをしているのに停車することなく何度も通過した。」と、KMBバスへの不満を話しているようです。
青衣（チンイ）にある容疑者男性の自宅からは、事件に用いられた4.7センチメートルの裁縫針と同じ形の裁縫針が押収されており、10件報告されている針事件のうち、3件の事件に関与したことを認めています。今回の事件では負傷者が報告されているため最大で3年の禁固刑が科される可能性があるようです。
香港警察は残り7件の針事件に関して、別人の犯行である可能性も考慮して捜査を継続しています。針事件の他にも5日間の間に、シートの切り裂き事件が14件、バスの降車ボタンの破壊行為なども確認されており香港警察による捜査が進められています。
バス乗車の際は引き続きご注意ください。
KMBバス針事件の発生場所等の詳細は7月4日に配信した記事内にて確認ができます。
