海外で余ったお金をチャージするサービスを香港空港が導入

更新日:2016年09月21日
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TravelersBox

海外旅行で小銭や紙幣が使い切れなかったという経験はありませんか?香港国際空港はこれらの小銭や紙幣を、スターバックスやiTunesなどにチャージができる「TravelersBox」という機械の設置を年内におこなうと発表しました。

TravelersBoxとはATMのような見た目の機械で、対応する複数の外貨を投入することで、PayPal、SKYPE、iTunesなどのお好きなアカウントにチャージできるサービスです。ご利用には7%の手数料がかかりますが、両替手数料は低く、両替商では扱わない外貨コインが利用できるとあって、多くの需要が見込まれると予想されています。

実はTravelersBox、日本では成田空港に2016年7月に導入、世界では7ヶ国(カナダ、フィリピン、イタリア、トルコなど)の空港が既に導入をおこなっているようですが、まだまだ認知度が低く機械自体の存在に気付いていない人も多いとのことで、TravelersBoxの設置空港を増やし、チャージができる提携先企業を広げる事で認知度が徐々に高まると考えられているようです。今年は香港に加えてシンガポールでの導入が決定されており、提携先企業もViber、NIKE、H&M、ドミノピザ、トイザらスなどと広げており注目が集まっています。

ちなみにこのサービスは、アメリカ出張の多かったイスラエル人が考えたサービスとのことで、いつもアメリカ帰りに余った小銭の使い道に困っていたところからアイデアが生まれたようです。

香港空港が導入する具体的な日付は発表されていませんが、年内に設置されるようですので香港空港の利用の際はチェックしてみては如何でしょうか?