職場の幸福度、日本は最下位、香港はワースト4位

更新日:2023年06月28日
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犯罪

日本のパーソル総合研究所が実施した職場の幸福度の調査で日本は最下位で香港はワースト4位だったこと、香港での犯罪件数が2023年1月〜5月は35,863件で前年同期比10,434件増加したこと、香港の5月の輸出は前年比15.6%減で輸入も16.7%減だったことをお伝えします。

■職場の幸福度、日本は最下位、香港はワースト4位
日本のパーソル総合研究所が、2022年2月〜3月に世界18ヵ国・地域の主要都市の人々(20~69歳男女)を対象に「グローバル就業実態・成長意識調査 - はたらくWell-beingの国際比較」を実施しました。日本で「はたらく幸せ実感」している就業者は49.1%で最下位となり、香港は56.3%でワースト4位となっています。

「はたらく幸せ実感」の順位は上から順に、1位インド(92.6%)、2位インドネシア(90.5%)、3位フィリピン(90.1%)、4位中国(89.2%)、5位ベトナム(87.8%)、6位タイ(83.0%)、7位アメリカ(79.3%)、8位マレーシア(79.1%)、9位イギリス(77.9%)、10位フランス(76.1%)、11位オーストラリア(75.0%)、12位スウェーデン(71.0%)、13位シンガポール(68.0%)、14位ドイツ(67.6%)、15位香港(56.3%)、16位台湾(55.3%)、17位韓国(53.3%)、18位日本(49.1%)でした。

調査結果の詳細は以下パーソル総合研究所のホームページからご覧になれます。
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/global-well-being.html

■2023年1月〜5月の犯罪件数が増加
香港での犯罪件数が増加傾向にあります。香港警察によると2023年1月〜5月の犯罪件数は35,863件であり前年同期比10,434件増加しています。暴力犯罪は3,872件で598件増加しており検挙率は25.2%となっています。

香港警察署長の蕭氏は「前年同期は新型コロナウイルスの流行により、人の交流や社会活動が制限されていたため犯罪が減少した。現在はパンデミック前のレベルに徐々に戻っており、強盗、侵入窃盗、窃盗などの犯罪が増加している」と分析しています。

防犯課の主任Choi氏は「2023年1月〜4月の犯罪件数は27,911件。窃盗事件は7,167件あり万引きの増加が目立ち2,498件が有罪判決となった。万引きの多くはスーパーマーケットで起こっており、その他の窃盗の多くは旺角(モンコック)で発生している」と話しました。

■香港の5月の輸出入、どちらも減少
香港の2023年5月の輸出は前年比の15.6%減となり13ヶ月連続で減少したことを香港政府の統計局が発表しました。ブルームバーグが調査した経済学者による予測中央値11.1%減よりも悪い結果となっています。輸入も前年比の16.7%減となっており予測中央値の10.2%減よりも悪い結果となりました。なお、貿易赤字は264億香港ドルでした。