マスク着用義務について一部が緩和

更新日:2023年01月26日
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マスク着用免除

本日は、マスク着用義務の一部が緩和され展示会での飲食やステージ上での乾杯の際などはマスクを外してよいこと、日本政府による香港からのフライト数への制限要請について2月に解除しなければ香港は対抗措置を講じると話していることをお伝えします。

■マスク着用義務について一部が緩和
本日1月26日(木)より、以下の3点の状況においてマスク着用義務を免除することを香港政府が発表しました。

1.宗教施設で宗教活動の参加者に対してスピーチをおこなう際
2.公共娯楽施設またはイベント施設での展示会で、展示ブースやテーブルで飲食する際
3.飲食店やその他施設でのイベントで、ステージ上で乾杯する際

また昨日、呼吸器系の専門家である梁子超はラジオ番組で「旧正月の数週間後に屋外でのマスク着用義務を免除してよいだろう。屋内については今のところマスク着用義務を維持すべき。緩和は段階的におこない、屋内については慎重に検討する必要がある」と話しました。

香港大学の微生物学者の何栢良もラジオ番組で「ほとんどの外国ではすでにマスク着用義務は廃止されている。香港政府は屋外でのマスク着用義務をできるだけ早く廃止するなど、緩和を早めてよいだろう」と話しました。

■日本が制限解除しなければ対抗措置
現在、日本政府が香港からのフライト数への制限を要請しているため、香港の各航空会社は日本発着のフライト数を減らしています。運輸及物流局局長の林世雄は1月21日のラジオ番組で「日本は2月に制限を解除すると信じている。アウトバンド旅行のピークであるイースター休暇(4月7日~10日は4連休)が近づいている。もし解除しない場合は対抗措置を講じる」と話しました。

香港エクスプレス航空は2月1日から2月16日の沖縄、大阪(関西)、東京(羽田、成田)の発着フライト計51便を欠航、キャセイパシフィック航空は2月3日から2月16日の東京(成田)、大阪(関西)、名古屋、福岡の発着フライト計50便の欠航を発表しています。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、金曜3,789人、土曜3,507人、日曜2,737人、月曜2,271人、火曜1,987人、水曜2,295人、感染者累計は531,531人、死者累計は13,230人、現在の入院者数は2,440人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,912,154人(94.6%)、うち2回目接種が6,792,377人(93.1%)、3回目接種が5,827,605人(83.6%)、4回目接種が1,020,191人、5回目接種が48,550人となっています。