香港からマカオ、帰りのチケットが無料

更新日:2023年01月12日
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高速鉄道

本日は、香港からマカオ行きのフェリーまたはバスのチケットを購入すると帰りのチケットが無料となるキャンペーンが開始すること、香港と中国本土を結ぶ高速鉄道が1月15日に再開すること、香港市民の行動履歴を記録するLeaveHomeSafeアプリの運用が終了したことをお伝えします。

■香港からマカオ、帰りのチケットが無料
マカオ政府観光局は、香港居住者(香港IDカード保有者)を対象として、1月13日(金)から3月31日(金)の期間、香港からマカオ行きのフェリーまたはバスのチケット購入者に、帰りのチケットが無料となるキャンペーンを実施します。取得条件は、マカオに1泊以上すること、往路の翌日から7日以内の日程で復路を選ぶことになります。

マカオは1月8日(日)に新型コロナの制限を緩和し、香港からの入境者は検査証明の提出が不要となりました。1月9日(月)には5,769人が香港からマカオに入境しています。

■中国本土行きの高速鉄道が15日に再開
香港と中国本土を結ぶ高速鉄道が1月15日(日)に再開し、初期段階での停車駅は西九龍駅、福田駅、深セン北駅、広州南駅、新しく追加された広州東駅となります。日本人が中国に入境するには目的に沿ったビザ取得が必要ですが、日本の中国大使館は1月10日から日本人へのビザ発給を一時停止しており、受付再開時期などの詳細は不明となっています。

高速鉄道で香港の西九龍駅から中国本土への入境には人数制限はなく、高速鉄道チケットを購入すれば入境が可能となります。西九龍駅の出入境管理局は従来どおり6時30分から23時30分までとなります。また、中国に入境するためには入境前48時間以内のPCR検査の陰性証明が必要となります。

■安心出行アプリの終了、時代の終わり
香港政府の創新科技及工業局の局長である孫東は、香港市民の行動履歴を記録するアプリ「LeaveHomeSafe(安心出行)アプリ」の運用が終了したことについて「一つの時代の終わり」と表現しました。LeaveHomeSafeは950万回以上ダウンロードされ、香港政府がこれまでに導入したアプリで最もダウンロード数の多いアプリとのこと。

さらに、孫東は「より包括的で便利なiAM Smartアプリに道を譲る時が来た。香港政府が2年以内にすべてのサービスをデジタル化し、3年以内にiAM Smartアプリで政府サービスにアクセスできるようにすることを目標にしている」と述べました。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日9,279人、感染者累計は526,591人、死者累計は12,548人、現在の入院者数は4,539人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,911,011人(94.6%)、うち2回目接種が6,790,442人(93.1%)、3回目接種が5,817,135人(83.5%)、4回目接種が950,063人、5回目接種が39,384人となっています。