M+開館1年で入場者数200万人を突破

更新日:2022年11月11日
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美術館

本日は美術館「M+(エムプラス)」の初年度入場者数が200万人突破し開館1周年を記念して日本人アーティスト草間彌生の美術展が開催されること、11月17日(木)より新型コロナウイルス対策の制限令の一部が緩和され屋外レジャー施設とキャンプ場の再開や屋外スポーツ施設の観客席での飲食許可などが発表されたことをお伝えします。

■M+開館1年で入場者数200万人を突破
昨年11月12日に開館した西九文化区の美術館「M+(エムプラス)」の初年度入場者数が200万人を突破しました。開館1周年を記念して2022年11月12日(土)から2023年5月14日(日)の期間、日本を代表する現代アーティスト草間彌生の美術展「Yayoi Kusama: 1945 to Now(1945年から現在)」が開催されます。200点もの草間彌生の作品が年代やテーマ別で展示され、アジア地区最大規模の美術展となります。詳細は以下リンクの当社記事でご案内しています。
https://hongkong-bs.com/hkevent/2022092301/

また、今年7月にオープンした香港故宮文化博物館では、4ヶ月で53万人以上の入場者を記録しています。主に中国本土・北京市にある故宮博物院の美術品を展示している博物館ですが、2022年11月9日から2023年2月20日の期間はリヒテンシュタイン王室の所蔵名品展が開催されていることにも注目です。詳細は以下リンクの当社記事でご案内しています。
https://hongkong-bs.com/hkevent/20221018/

■来週からコロナ対策制限令の一部が緩和
11月17日(木)より新型コロナウイルス対策の制限令の一部が緩和されます。香港政府が管理する屋外レジャー施設とキャンプ場が再開すること、公演会場の屋内外での飲食の許可、屋外スポーツ施設の観客席や競馬場での屋外飲食が許可されることなどがあります。

フィットネスセンターでは、13人以上のグループ活動時での人との間隔を1.5メートル開ける必要がありましたが解除となりました。ただし、各12人のグループ間では1.5メートルの距離を空ける必要があります。

その他の重要変更ポイントとして、香港の各施設への入場にはワクチンパスに基づくワクチン接種が必要ですが、常にマスク着用をするアミューズメントなどの施設ではワクチンパスの要件が「パッシブチェック」となり、飲食店などのマスクを外すことのある施設はこれまで通り「アクティブチェック」となります。

パッシブチェックの施設では、抜き打ちチェックがない限りワクチン接種記録を施設側に提示することはなく、アクティブチェックの施設は入場にワクチン接種記録を必ず提示しなくてはなりません。

【パッシブチェックに変更される施設】
・アミューズメントゲームセンター
・アミューズメント施設(ビリヤード、ボーリング場など)
・公共娯楽場所(テーマパーク、ミュージアムなど)
・クラブハウス
・麻雀と天九の施設
・イベント施設
・理髪店および美容院
・宗教施設

海外からの到着3日間は、ワクチンパスに基づくワクチン接種をしていればパッシブチェックの対象施設に入ることができるようになります。なお、ショッピングモール、デパート、市場、スーパーマーケットは以前からパッシブチェックの対象施設となっています。

※施設内でマスクを外すことのあるエリアはアクティブチェックの対象となります。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日5,697人、感染者累計は441,172人、死者累計は10,501人、現在の入院者数は1,991人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,892,686人(94.4%)、うち2回目接種が6,748,643人(92.6%)、3回目接種が5,679,145人(81.7%)、4回目接種が554,954人となっています。