国慶節の花火大会が4年連続で中止

更新日:2022年09月07日
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花火大会

本日は国慶節(10月1日)の打ち上げ花火大会が4年連続で中止となったこと、私立クリニックの医師が6,000件以上の虚偽のワクチン接種免除証明書を発行し逮捕されたこと、マカオ政府が使い捨てプラスチックフォーク・スプーン・ナイフの輸入禁止を予定していること、新型コロナウイルス対策の制限令が延長されたことをお伝えします。

◾️国慶節の花火大会が4年連続で中止
毎年恒例のビクトリアハーバーでおこなわれる国慶節(10月1日)の打ち上げ花火大会は、新型コロナのパンデミックを考慮して4年連続での中止となりました。

◾️虚偽のワクチン接種免除証明で医師逮捕
元朗(ユンロン)の私立クリニックの医師(64歳)が、1ヶ月間で6,000件以上の虚偽のワクチン接種免除証明書を発行し、約300 万香港ドル(約5474万円)を受け取った疑いで逮捕されました。

香港では医学的にワクチン接種が不適当と認められた場合、有効期限90〜180日のワクチン接種免除証明書を取得することができます。元朗の医師は2022年8月以降、病状確認や診察をせずに1件500香港ドル(約9123円)で有効期限90日の虚偽のワクチン接種免除証明書を発行していました。ジョン・リー行政長官は「虚偽の証明書の所持や発行は重大な犯罪であり、最大14年の禁固刑となる可能性がある」と開業医に向けて警告しました。

■マカオが使い捨てプラ製品の輸入を禁止
マカオ政府は2023年1月1日から、使い捨ての非生分解性プラスチック製のフォーク、スプーン、ナイフの輸入を禁止する予定です。マカオでは既にプラスチック製のストローとマドラーの輸入を禁止しています。

香港では飲食店内での使い捨てプラスチック製品の使用を禁止する検討がおこなわれていますが、完全禁止となるのは早くても2025年だろうと香港メディアThe Standardが伝えています。

■新型コロナ対策制限令、9月21日まで延長
新型コロナウイルス対策の制限令を9月21日(水)まで延長することを香港政府が発表し、9名以上でレストランに訪れる場合は、24時間以内の迅速抗原検査(RAT)での陰性結果のスマホ写真(名前、検査日、検査時刻を記入)、または48時間以内のPCR検査での陰性結果をスタッフに提示する必要があることを忘れないようにと合わせて呼び掛けています。

現在の新型コロナウイルス対策制限の詳細は以下をご覧ください。
https://hongkong-bs.com/topics/20220628/

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日9,373人(入境時・隔離中の発見186人、香港市中感染9,187人)、感染者合計は394,012人(陽性者合計1,601,793人)、死者合計は9,741人、入院者数は2,941人となっています。

ワクチン接種者合計は1回目接種が6,826,677人(93.6%)(シノバック3,031,449人、ビオンテック3,795,228人)、うち2回目接種が6,613,193人(90.8%)(シノバック2,907,062人、ビオンテック3,706,131人)、3回目接種が5,044,847人(73.4%)(シノバック1,894,057人、ビオンテック3,150,790人)、4回目接種が354,897人(シノバック162,747人、ビオンテック192,150人)となっています。