世界490都市を調査、住みやすい都市ランキング

更新日:2022年03月02日
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住みやすい都市

人材コンサルティング会社「ECA International」が、東アジアからくる外国人駐在員にとって住みやすい都市ランキング2022年度版を発表しました。世界の約490都市が調査対象であり、1位は2年連続でシンガポール、香港は去年から19位順位を下げて77位となりました。日本の4都市(大阪、東京、名古屋、横浜)はトップ10に入っています。

このランキングは「天候、ヘルスケア、住宅、自然現象、隔離、ソーシャルネットワーク、レジャー、インフラ、治安、政治的緊張、大気汚染」が評価項目となっており、企業が外国へ駐在員を派遣する際の適切な手当額を決定することに役立つとも案内されています。

ECA Internationalは香港の順位下落は「COVID-19の制限と報道の自由の低下」と指摘。香港だけでなく、台北、マカオ、ソウルなどの多くのアジア都市もCOVID-19の対策制限を理由として順位を下げ、シンガポールは1位をキープしましたが、COVID-19の対策制限とインターネット検閲が影響して全体的なスコアを下げています。

なお、香港では新型コロナウイルスが拡大しており、本日のニュースでは大手スーマーケット「ParknShop、Wellcome、AEON」などが営業時間短縮、地下鉄を運営するMTRが運行本数削減や一部駅の閉鎖の可能性を発表したと報じられています。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日32,597人(入境時・隔離中の発見5人、香港市中感染32,592人)、感染者合計は98,135人(陽性者合計238,377人)、死者合計は990人、入院者数は6,124人となっています。

ワクチン接種者合計は1回目接種が6,193,291人(89.3%)(シノバック2,617,697人、ビオンテック3,575,594人)、うち2回目接種が5,216,693人(77.3%)(シノバック2,022,406人、ビオンテック3,194,287人)、3回目接種が1,782,529人(シノバック651,158人、ビオンテック1,131,371人)となっています。