新型コロナ対策制限が8月18日まで延長

更新日:2021年08月03日
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コロナ制限令

香港政府は新型コロナウイルス対策の制限令を8月18日(水)まで延長することを発表しました。食物及衛生局の局長は、タイプBの条件で運営しているレストランの運営条件を厳しくし、現時点でスタッフ全員が14日毎にコロナ検査となっているところを7日毎と変更することを検討していると述べました。各タイプの定義については以下に詳細をご覧ください。

またコロナ関連のニュースとして、教育局が小・中学校 高等学校でおこなわれている半日の対面授業を9月の新学期からも継続する予定だと述べました。学校職員には1回以上のワクチン接種または14日毎の検査が義務付けられ、生徒の70%以上がワクチン接種をすれば全日授業を検討するとのこと。

【 現在の新型コロナウイルス対策の制限 】
下記にあるタイプとは、香港政府が店舗を区別するために指定しているものです。

■レストラン
・ワクチンバブルが推進する対策をしていないレストラン(タイプA) 午後6時、1テーブル2人、収容人数50%、宴会20人まで可。
・スタッフ全員が14日毎にコロナ検査、アプリもしくは手書きでの入店記録(タイプB) 午後10時、1テーブル4人、収容人数50%、宴会20人まで可。
・スタッフ全員がワクチン1回(タイプC) 深夜0時、1テーブル6人、収容人数75%、宴会20人まで可。
・スタッフ全員がワクチン2回で14日経過、顧客の3分の2以上がワクチン1回(タイプD) 深夜2時、1テーブル12人、収容人数100%、宴会180人まで可。ライブパフォーマンス可。

■バー、パブ、ナイトクラブ
・スタッフと顧客の全員がワクチン1回(タイプ1) 深夜2時、1テーブル4人、収容人数75%まで可。ライブパフォーマンス可。
・スタッフ全員がワクチン2回で14日経過、顧客ワクチン1回(タイプ2) 深夜4時、1テーブル8人、収容人数100%まで可。ライブパフォーマンス可。

■カラオケ、パーティールーム
・スタッフと顧客の全員がワクチン1回(タイプ1) 深夜2時、1ルーム8人、収容人数75%まで可。
・スタッフ全員がワクチン2回で14日経過、顧客ワクチン1回(タイプ2) 深夜4時、1ルーム12人、収容人数100%まで可。

■雀荘
・スタッフ全員がワクチン1回(タイプ1) 午前0時、1テーブル4人、収容人数75%まで可。
・スタッフ全員がワクチン2回で14日経過、顧客ワクチン1回(タイプ2) 午前0時、1テーブル4人、収容人数100%まで可。

■浴場(サウナ)
・スタッフと顧客の全員がワクチン1回 深夜2時まで可。

■その他
・公共場所での集まりは4人まで
・公共場所(屋内、屋外)でのマスク着用

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日3人(域内感染者0人)、感染者合計は11,991人、死者合計は212人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が約3,292,400人(人口の約43.9%)(シノバック1,288,900人、ビオンテック2,003,600人)、うち2回目接種が約2,495,400人(シノバック1,002,400人、ビオンテック1,493,000人)となっています。