制限緩和、ロックダウン終了、学校再開について

更新日:2021年02月10日
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旧正月

昨日、キャリー・ラム行政長官は行政会議で「旧正月明けに新型コロナウイルスの対策制限を緩和する」、「旧正月の前日(2月11日)と連休期間(2月12日~15日)は予告なしのロックダウンを実施しない」、「学校での対面授業の再開を段階的に許可していく」という3つの方針を発表しました。

【旧正月明けの制限緩和について】
現時点では具体的な緩和内容は発表されておらず、飲食店の営業時間が緩和されるのか、業種・施設に対する再開が発表されるのかなどは分かっていません。

【予告なしのロックダウンを実施しない件について】
政務司司長のマシュー・チャンは「本日(2月10日)が最終日となる」と話しており、キャリー・ラム行政長官は「本日のロックダウンも必要ないかもしれない」と話しました。また、1月31日以降、香港内の25カ所でロックダウンがあり、24,000人の強制検査を実施し、陽性が確認となったのは4人でした。

【学校での対面授業の再開について】
キャリー・ラム行政長官は「学校での対面授業の再開を段階的に許可していく」と話しました。教育局は先週、学校の再開条件として「職員に2週間に1回検査を受けさせること」を提案しています。

< 香港の新型コロナウイルスの感染状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は金曜37人、土曜19人、日曜27人、月曜32人、火曜26人、感染者合計は10,694人、退院者合計は9,976人、死者合計は188人となっています。昨晩は、土瓜湾(トカワン)の2つの建物で予告なしのロックダウンが実施されました。