3ヶ月間、外国からの香港入境者を強制検疫

更新日:2020年03月19日
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強制検疫開始

香港では、新型コロナウイルス感染者数が25人増え、過去最大の増加数となりました。感染者数は計192人、退院者数は94人となっています。本日は「3ヶ月間、外国からの香港入境者を強制検疫」、「失業率3.7%、飲食業は7.5%」、「台湾とマカオ、入境禁止措置を強化」をお伝えします。

■3ヶ月間、外国からの香港入境者を強制検疫
本日の0時より「3ヶ月間」、外国からの香港入境者に対して、14日間の強制検疫および医学的な監視がおこなわれます。入境者には電子リストバンドが配布され検疫地点から離れると、衛生署と香港警察の両方に通報がおこなわれます。

入境者のウイルス検査のために、入境者をランダムに選び、唾液収集を実施することも発表しています。香港政府の衛生防護中心は、空港での待ち時間が長くなるかもしれないと伝えています。

香港政府は以下ページで詳細を発表しています。
https://www.info.gov.hk/gia/general/202003/18/P2020031800758.htm?fontSize=2

■失業率3.7%、飲食業は7.5%
2019年12月~2020年2月の失業率が3.7%となり、2011年1月(3.8%)以来の高水準となりました。業界別では飲食業が7.5%、小売業が5.2%となっています。

■台湾とマカオ、入境禁止措置を強化
台湾は、台湾人以外の入境を原則禁止しました。台湾の居留証を保有する外国人は入境できますが14日間の隔離措置の対象となります。

マカオは、中国・香港・台湾を除く全ての入境を原則禁止としました。外国人で入境できるのは、就労資格を持つマカオIDカード保有者、公共利益に不可欠だと判断された者などとなります。