香港政府統計局が人口調査を発表

香港政府統計局が2016年の人口調査を発表。男女別人口では男性3,388,800人、女性3,986,100人。未婚率が上昇。一人暮らしの割合増加。中国人男性と結婚をする香港人女性の増加。インドやネパール移民の増加。日本と同様に少子高齢化の問題を抱えているという点が特徴的でした。

男女の年代別人口でみてみると、「10代 男性：303,600、女性：286,400」、「20代 男性：443,800、女性：499,700」、「30代 男性：461,700、女性：692,100」、「40代 男性：475,400、女性：668,300」、「50代 男性：594,800、女性：667,600」となっており、10代以外では女性の数が男性の数を圧倒的に上回っています。お隣の中国においては男性の数が女性を大きく上回っていることが社会問題となっていますが、このような背景もあるのか、2016年に中国人男性と結婚をした香港人女性の割合は、3人に1人という興味深い結果が出ています。

なお、日本の政府統計で男女別人口を見ると、香港とは違って10代～50代まではすべて男性の方が多くなっていました。ただし、60歳以上では女性の方が圧倒的に多くなり、全体では女性のほうが多くなっています。（2016年9月の確定値）