ドラゴンエアーが「キャセイドラゴン」に改名

更新日:2016年01月29日
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キャセイドラゴン

昨日、ドラゴンエアーを「キャセイドラゴン」に改名すると、ドラゴンエアー(香港ドラゴン航空)の親会社であるキャセイパシフィック航空が発表。航空機の尾翼のロゴ(赤いドラゴン)は、キャセイパシフィックの色違いのロゴに変更されるようです。

改名の理由ですが、すでに認知度の高いキャセイブランドを使用することで、中国内だけでなく海外を含めた市場での認知度を高めるための判断とのこと。合併されるわけではなく、両社が各自のライセンスにて別々に運営を続けるようです。

ドラゴンエアーは1985年に香港マカオ国際投資(社名)の100%出資により設立され運営されていましたが、2006年にキャセイパシフィック航空が100%株式を取得し完全子会社となりました。子会社になってからも、これまで従来のロゴマークや名前は変更されることなく運営されていたため、今回の発表について残念に感じている関係者も多いようです。

なお、キャセイグループは、「キャセイドラゴン」のブランドプロモーションに1億香港ドルを使用することも発表しましたが、インターネット上では「機内の設備のアップグレードに投資してほしい」、「スタッフの給料を上げるべきだ」などの声がでています。

新たに生まれたキャセイドラゴン、今後どのようなブランド力を発揮するのかが気になります。