香港人女性と中国大陸人男性の婚姻数増加

更新日:2015年04月16日
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香港統計局発表によると、香港人女性と中国大陸人男性との婚姻数が、2010年の3,259件に対し、2014年では5,435件となり、約66%近く増加していることが分かりました。(香港各紙)‏

2014年に香港で登記された婚姻数は56,392組でした。そのうち香港人同士は35,741組(63%)、香港人男性と中国大陸人女性は15,216組(27%)、香港人女性と中国大陸人は5,435組(10%)となっています。更に、中国で登記された分を加えると、香港人婚姻数のうち約半数が中国大陸人と結婚したことになります。‏

香港人女性と中国大陸人男性の婚姻数が増加した理由の一つとして、香港人の女性の人口が男性を大幅に上回っているため、結婚に溢れてしまう女性が多くいることです。香港統計局の発表によると2014年末時点で、男性335万人に対し、女性は391万人です。加えて香港人男性は、毎年1.5万人以上が中国大陸人女性と結婚してしまうため、人口格差は広がる一方です。‏

また、香港人女性は経済面でも自立しており、それなりの収入があります。成人しても両親と同居することが一般的なため、急いで結婚する必要はないと言われてきました。一方、香港人男性にとっては、不動産価格の上昇によりマイホームを購入できない人が多く、香港人女性が結婚をためらうケースが多いと報道されています。‏

中国大陸は成長を遂げ、香港人男性以上の収入がある人も増えてきました。香港人女性と大陸人男性のカップルは更に増えてくのでしょうか。‏‏