BVI法人に判決!有名レストランお家騒動裁判

更新日:2015年11月12日
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ヨンキー裁判

約320億円を巡る兄弟間での財産争いが激化している有名レストラン「Yung Kee(ヨンキー)」。(過去記事=世界的レストラン「ヨンキー」のお家騒動激化!

持ち株会社がBVI法人であるため高等裁判所は「香港では処理できない」と訴えを棄却していましたが、最高裁の判決では「実体は香港。香港で処理をすべき事案だ。」と最高裁は高等裁判所の判決を覆しました。

最高裁は「持ち株会社はBVI法人だが株主・役員は香港に居住しており、売上も香港で発生している。様々な状況をみると香港で処理をすべき。」とした上で、「28日以内に協議をし、次男は長男の株式等を買い取るように。」と促し、長男に支払うべき金額は2012年のヨンキー総資産20億香港ドル(約320億円)に基づき計算され、9億香港ドル(約140億円)と見積もられました。

今回はBVI法人が持ち株会社であっても、実体がどの国に属するかが重要との判断が下されました。香港ではBVIなどに法人登記し香港で実際の経営を行う会社が多いため、この判決は注目に値するのでははないでしょうか。