香港初のロボット小売店が紅磡にオープン
更新日:2026年06月09日
香港政府のポール・チャン財政長官は、香港初となるロボット小売店が紅磡(ホンハム)のウォーターフロントにオープンすることを発表しました。ロボット店長が24時間365日、多言語で顧客に対応するカプセル型の小売店で、6月末までにオープンする予定です。
この店舗は上海に本社を置く中国本土のロボット開発企業「AgiBot(智元机器人)」が展開しており、北京にあるテスト店舗では、ロボット店員がお菓子から市販薬まで取り扱い、1日あたり約1,000人の顧客に対応しています。この企業は2023年に元ファーウェイのエンジニアによって設立され、産業およびサービス向けのヒューマノイドロボットを開発。今後、10都市に同様のカプセル型店舗を100店舗展開する計画で、香港への展開は今回が初となります。
ポール・チャン氏は自身のブログで、「AIが市民の日常生活にますます浸透しつつある。政府は今後もAI+産業の振興と全市民向けのAI研修を推進し、普及をさらに進めていく」と述べています。政府が5,000万香港ドルを拠出し研修を強化することで、市民のAIアプリケーションへの適応力と習熟度を高め、誰もが自分に合った方法とペースでAIに参加し、その恩恵を受けられるようにし、社会的な合意と支持の獲得を目指しています。
また、予算案で発表された「AI+産業発展戦略委員会」が今月、初会合を開催し、「生活と健康だけでなく、交通、文化・クリエイティブ産業、持続可能な開発といった分野におけるAIの応用についても検討していく」と述べました。
