世界人材ランキング2023発表、香港はアジア2位

更新日:2023年09月22日
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人材 スイス国際経営開発研究所(IMD)が、世界64ヶ国・地域を対象として「世界人材ランキング2023(World Talent Ranking 2023)」を発表しました。「自国人材の投資育成の手厚さ、海外人材を惹きつける魅力、自国人材の能力の高さ」の3項目を評価してランキングにしており、香港は世界16位(アジア2位)、日本は世界43位(アジア7位)という結果になりました。

世界トップ10は、1位スイス、2位ルクセンブルク、3位アイスランド、4位ベルギー、5位オランダ、6位フィンランド、7位デンマーク、8位シンガポール、9位オーストリア、10位スウェーデンとなり、シンガポール以外は全てヨーロッパの国々となりました。

アジア(東アジア・東南アジア)のトップ10は、1位シンガポール(世界8位)、2位香港(世界16位)、3位台湾(世界20位)、4位マレーシア(世界33位)、5位韓国(世界34位)、6位中国(世界41位)、7位日本(世界43位)、8位タイ(世界45位)、9位インドネシア(世界47位)、10位フィリピン(世界60位)でした。

項目別で見ると、香港は「自国人材の能力の高さ」において2021年に世界1位でしたが、2022年3位、2023年6位と下がってきており、労働力人口の減少が主な原因とされています。「自国人材の投資育成の手厚さ」においては、教育に対する公的支出が少ないことが主な要因となり、2022年の13位から2023年は15位に低下しました。「海外人材を惹きつける魅力」においては、高い生活費と深刻な頭脳流出により前年同様32位にとどまっています。

さらに細分化された項目では香港は管理職への報酬で世界5位、金融スキルで世界3位、女性の労働力で世界3位、理系大学の卒業生数で世界1位と高く評価されています。

日本(世界43位)は前年より2つ順位が下がり2005年の調査開始以来最低でした。語学力(60位)や上級の管理職の国際経験(64位)に対する評価が特に低く、教育に対する公的支出(53位)が低いことも影響しているようです。

世界人材ランキング2023(World Talent Ranking 2023)
https://www.imd.org/centers/wcc/world-competitiveness-center/rankings/world-talent-ranking/