3月から4月にマスク着用義務が廃止か

更新日:2023年01月19日
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インフルエンザ

本日は、香港政府は早ければ3月から4月の間にマスク着用義務を廃止する可能性があること、香港と中国本土間の入境前PCR検査義務は旧正月前に廃止する可能性があること、中国本土からの約2万人の生徒が香港に登校予定であることをお伝えします。

■3月から4月にマスク着用義務が廃止か
香港メディアThe Standardが「香港政府は早ければ3月から4月の間にマスク着用義務を廃止する。コロナ陽性者の隔離廃止も検討している。隔離施設、指定クリニック、病院当局の電話相談サービスはそれまでに業務を終了する」と情報を伝えています。香港メディアRTHKでは「呼吸器系の専門家である梁子超が、マスク着用義務はインフルエンザのシーズンが終わるまで、つまり3月末までは続けるべきだと話している」と伝えています。

また、香港の行政長官であるジョン・リーも「今年は全てのコロナ対策制限を廃止することを望む」と話していることから近い将来、マスク着用義務が廃止されそうです。

■香港と中国本土間のPCR検査が廃止か
香港メディアThe Standardは「香港と中国本土間の入境前48時間以内のPCR検査義務は旧正月前に廃止される可能性がある。会議で政務司司長の陳國基がPCR検査義務の廃止を検討していることを聞いていた人物がいる」と伝えました。

■中国本土2万人の生徒が香港に登校予定
香港教育局の局長である蔡若蓮は「2月1日より中国本土から香港に登校する約21,000人の生徒(中高生7,000人、小学生13,000人、幼稚園900人)が登校再開できるよう香港当局と中国当局で議論を進めている」と話しました。

香港の中学・高校は2月1日から、小学校と幼稚園は2月15日から、ワクチン接種率に関係なく全日対面授業を再開する予定となっています。現在義務付けられている登校前の迅速抗原検査(RAT)は少なくとも2月28日まで毎日続く予定です。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日3,793人、感染者累計は529,994人、死者累計は12,965人、現在の入院者数は3,586人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,911,904人(94.6%)、うち2回目接種が6,791,989人(93.1%)、3回目接種が5,825,603人(83.6%)、4回目接種が1,008,816人、5回目接種が46,820人となっています。