中国との隔離なし往来再開に関するニュース

更新日:2023年01月03日
LINEで送る
Pocket

ワクチン接種

1月1日(日)、香港政府の政務司司長である陳國基がソーシャルメディアで「早ければ1月8日(日)から中国本土との隔離なしの往来を段階的に再開しようとしている。初めは出入境者の割り当て人数を設定し、実際の需要に対応できるよう交通網を徐々に整備する。通常の往来再開に向けて複数の出入境審査場で準備を始めている」と述べました。

製造業者協会の香港中華廠商聯合會の会長である史立德は「初期段階は急を要するビジネスマンを優先し毎日5,000~6,000人の割り当てを望む。さらに5万人、10万人と段階的に増やしていくことが合理的だ。家族訪問目的の人も優先すべきだ。」と述べています。

香港の各専門家たちは「香港と中国本土との隔離なしの往来にはワクチン接種や検査など厳しい要件を定めるべき」と提案しています。香港大学のウイルス学者の金冬雁は「中国本土からの到着者は、ワクチンの3回接種と5日間の迅速抗原検査をすべき。初期段階では1週間の状況監視を政府はするべき」と香港政府に提案。香港医学会の伝染病顧問委員会の共同主席である曾祈殷は、金冬雁の意見に同意したうえで「中国本土からの訪問者と海外からの訪問者の検査要件は統一されるべき。出発前24時間以内のPCR検査の陰性結果と、到着後5日間の迅速抗原検査を要求すればリスクは大幅に軽減される」と付け加えました。

香港と中国本土を結ぶ高速鉄道が発着するMTR西九龍駅では、本日より再開の準備を始めており、MTRの越境区間責任者は「西九龍駅、羅湖駅、落馬洲駅などで試験運用を開始し、鉄道設備がスムーズに機能することを確認する。状況に応じて時刻表やルート変更をおこなう可能性がある」と話しました。

なお、これとは別に香港政府観光局の彭耀佳(パン・ユウカイ)会長は「香港訪問者の数が新型コロナウイルス流行以前のレベルに戻るまでには1年か2年かかるかもしれない。香港訪問者数は徐々に増加し、観光業界はそれに応じて人材を強化する時間がある」と述べました。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、土曜29,207人、日曜23,361人、月曜20,230人、感染者累計は516,495人、死者累計は11,943人、現在の入院者数は5,233人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,908,945人(94.6%)、うち2回目接種が6,787,788人(93.0%)、3回目接種が5,800,608人(83.3%)、4回目接種が834,382人、5回目接種が26,860人となっています。

今週、香港は高気圧の影響で1月7日(土)まで暖かく晴れた日が続き、最高気温は本日19度、1月6日(金)には22度まで上がります。来週頭は高気圧の勢力が弱まり曇りとなり雨も予想されています。