日本政府、香港との直行旅客便を4空港に制限

更新日:2022年12月28日
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隔離なし

本日は、日本政府は香港と日本の間の直行旅客便を成田・羽田・関西・中部の4空港に制限し香港の各航空会社は対応を進めていること、来年1月8日に中国人の香港入境者許可の手続きが再開されること、香港から中国本土への隔離なしの入境は1月中旬までに再開が期待されていることをお伝えします。

■日本政府、香港との直行旅客便を4空港に制限
日本政府は、臨時的措置として12月30日(金)午前0時(日本時間)から新型コロナウイルス感染症に関する水際措置を強化し、「中国(香港・マカオを含む)と日本の間の直行旅客便については、到着空港を成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港の4空港に限定し、増便を行わないよう、関係する航空会社に対して要請する。」と発表しました。

これを受け、香港の各航空会社や旅行会社は対応を進めており、香港メディア頭條日報では、30日(金)以降は香港の主要航空会社で北海道新千歳、福岡、那覇行きの航空券が予約できなくなっていると伝えています。香港エクスプレスのウェブサイトでは12月31日から2023年1月31日まで福岡と沖縄を発着する便は全て「満席」と表示されており、キャセイパシフィック航空で北海道新千歳行きを検索すると大阪での乗継便が表示されます。

航空券の変更などの詳細はまだ不明となっていますが、1月7日の北海道行き直行便航空券の購入者に「東京での乗継便に変更」というメール通知があったとの投稿もあったようです。香港メディアnow新聞では「北海道に出発した一部の香港居住者は、台湾経由で香港に戻る必要があり手配が混乱している」と伝えられています。

日本では、今年10月に外国人観光客の入国規制が大幅に緩和したことで、10~11月に日本を訪問する香港人が急増していました。10月の訪日香港人は36,200人で9月比約13倍。11月の訪日香港人は83,000人で、訪日外国人の約10人に1人が香港人でした。

■1月8日、中国人の香港入境者許可の手続き再開
2023年1月8日より、中国人が香港とマカオに入境するための許可証「往來港澳通行證」や「回郷證」を持っていれば、観光や商用目的での訪問を許可する手続きが再開することを中国本土の国家移民管理局が発表しました。

医療・衛生界を代表する香港の議員である林哲玄は、中国本土から香港への訪問者数が急増することで新型コロナウイルス対策の調整が必要になると懸念しており「現在、本土から香港への入境者は、入境前48時間以内のPCR検査の陰性結果を提示し、入境後に1回の迅速抗原検査(RAT)を受ける必要があるが、これだけでは不十分だ。RATの回数を増やす必要があるだろう」とコメントをしました。

■香港から中国本土への隔離なしの入境は1月中旬か
中国政府は2023年1月8月から、中国への入国者の強制ホテル隔離を廃止することを発表しましたが、香港政府の報道官はこの緩和が香港に適用されるかについての明言を避け「旅行の段階的かつ秩序ある再開に向けて両側の当局が協力している。香港と広東当局が計画に合意すれば承認のため北京に提出される。隔離なしの旅行は1月中旬までに再開できることが期待されている」と話しました。

香港メディアnow新聞では、海外に留学している中国本土の学生が帰国しやすくなり、高騰している航空券の価格も下がって落ち着くだろうと伝えています。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、金曜20,252人、土曜21,362人、日曜21,255人、月曜19,398人、火曜18,626人、感染者累計は503,989人、死者累計は11,562人、現在の入院者数は4,884人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,907,150人(94.6%)、うち2回目接種が6,785,514人(93.0%)、3回目接種が5,788,104人(83.1%)、4回目接種が760,934人、5回目接種が18,748人となっています。