12月11日に「将軍澳藍田トンネル」が開通

更新日:2022年12月06日
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将軍澳藍田トンネル

新界エリアの将軍澳(しょうぐんおう/ツェンクワンオー)と九龍東南の藍田(らんでん/ラムティン)を繋ぐ新しいトンネル「将軍澳藍田トンネル(將軍澳-藍田隧道)」が12月11日(日)に開通。将軍澳藍田トンネルの全長は約3.8キロメートル、トンネル部分は約2.2キロメートルとなります。

将軍澳藍田トンネルの藍田側は東九龍と香港島を結ぶ「香港東部海底トンネル(イースタン・ハーバー・クロッシング)」に接続ができ、将軍澳側ではLOHAS Park(ロハスパーク)に繋がる橋「クロス・ベイ・リンク(將軍澳跨湾連接路)」に接続することができます。

これまでは観塘(クントン)と将軍澳の行き来には「将軍澳トンネル(將軍澳隊道)」が利用されており渋滞が問題となっていましたが、将軍澳藍田トンネルが開通することで約40%の交通量が分散されることにより渋滞が緩和され、さらに観塘(クントン)とLOHAS Park間の朝のラッシュアワーの移動が約20分間縮まると予想されています。また、旧トンネルの将軍澳トンネルは12月11日(日)0時から通行料金が無料となり、料金所での停車が不要となります。

香港のバス会社であるCitybus(城巴)とNWFB(新巴)は、将軍澳藍田トンネルおよびクロス・ベイ・リンクを通る新ルートを走行予定としており、尖沙咀(チムサーチョイ)や旺角(モンコック)にもアクセスするため、LOHAS Park周辺を訪れる方は非常に便利になります。

将軍澳藍田トンネルは2016年に工事が始まり2021年に開通予定となっていましたが、新型コロナウイルス感染症のもたらしたパンデミックの影響で2022年12月11日(日)の開通となりました。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、金曜9,996人、土曜10,111人、日曜9,487人、月曜9,508人、感染者累計は465,099人、死者累計は10,826人、現在の入院者数は2,993人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,901,906人(94.5%)、うち2回目接種が6,773,047人(92.9%)、3回目接種が5,745,084人(82.6%)、4回目接種が619,756人となっています。