世界経済自由度で香港が28年連続1位

更新日:2022年09月09日
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香港国際マラソン

本日は、世界経済自由度レポートで香港が28年連続1位となったこと、5~11歳を対象としたワクチンパスのルールが決定し9月30日からレストランや施設の入店・入場にはワクチン1回接種が必須となること、スタンダード・チャータード香港国際マラソンが11月20日に開催予定となっていることをお伝えします。

■世界経済自由度で香港が28年連続1位
カナダのシンクタンク「フレーザー・インスティテュート」が「世界経済自由度年次レポート2022(Economic Freedom of the World: 2022 Annual Report)」を昨日発表し、香港が28年連続世界1位となりました。

165か国と地域を調査し「政府のサイズ、法制度と財産権、通貨の健全性、国際貿易の自由、規制」の5分野を評価、1位は香港、2位はシンガポール、3位はスイス、4位はニュージーランド、5位はデンマーク、6位はオーストラリア、7位はアメリカ、8位はエストニア、9位はモーリシャス、10位はアイルランドとなりました。日本は12位で中国は116位となっていました。2022年のレポートは2020年に収集したデータがもとになっているようです。

完全版のレポートはフレーザー・インスティテュートのウェブサイトから確認できます。

■5~11歳へのワクチン接種ルールが決定
香港政府が5~11歳を対象としたワクチンパスのルールを決定しました。9月30日(金)からレストランや施設の入店・入場にはワクチン1回接種を必須とし、11月30日(水)からはワクチン2回接種を必須とすると発表。また、5~11歳に対するビオンテックワクチンの割り当てが増え、小児病院や小児コミュニティワクチン接種センター(CCVC)のワクチン接種ブース数も増えていると案内しています。

■スタチャーマラソン11月20日に開催予定
11月20日(日)にスタンダード・チャータード香港国際マラソンが開催予定となっています。主催者は香港政府にランナーを37,000人から25,000人に削減することで開催の申請をしていますが、香港メディアThe Standardでは新型コロナの拡大状況によって中止の可能性もあると伝えています。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、一昨日10,194人(入境時・隔離中の発見164人、香港市中感染10,030人)、昨日11,091人(入境時・隔離中の発見181人、香港市中感染10,910人)、感染者合計は396,687人(陽性者合計1,623,078人)、死者合計は9,769人、入院者数は2,790人となっています。

ワクチン接種者合計は1回目接種が6,830,039人(93.6%)(シノバック3,033,855人、ビオンテック3,796,184人)、うち2回目接種が6,620,609人(90.9%)(シノバック2,911,560人、ビオンテック3,709,049人)、3回目接種が5,077,697人(73.9%)(シノバック1,913,391人、ビオンテック3,164,306人)、4回目接種が365,044人(シノバック167,951人、ビオンテック197,093人)となっています。