東京オリンピックで香港代表選手が活躍

更新日:2021年07月26日
LINEで送る
Pocket

フェンシング

東京オリンピック開幕から2日間(24日と25日)で、香港代表選手が過去最高記録を更新しており香港内でもオリンピックが盛り上がっています。本日は卓球男子シングルスで日本代表の張本智和と香港代表選手が対戦します。

過去最高記録を更新したのは、フェンシング女子エペ個人でのメダル候補と言われていた香港代表の江旻憓(ビビアン・コング)。準々決勝でロシアのアイザナト・ムルタザエワに敗れましたが、香港代表選手として初めてベスト8に進出しました。 トライアスロン男子(スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロの計51.5キロ)でも、イギリス人夫婦の間に生まれ香港で育ったOscar Coggins(オスカー・コギンズ)が1時間48分55秒の記録で、香港代表選手として過去最高記録となる33位に入りました。1位との差は約4分です。

本日、卓球男子シングルスで張本智和と対戦する香港代表の林兆恒(ラム・シウハン)は、第1試合でプエルトリコのブライアン・アファナドールを接戦の末に4対3で打ち負かし、第2試合ではインドのサシヤン・グナナセカランにリードされるも逆転し4対3で勝利しています。香港メディアでは「一発逆転で香港ファンに喜びをもたらした」と大きく報じています。なお、張本智和は宮城県仙台市生まれで中国籍から日本に帰化した卓球選手で、中国四川省出身の両親も卓球選手で父は男子ジュニア日本代表コーチを務めています。

なお、卓球混合ダブルスの香港代表選手である黄镇廷と杜凱琹のペアは、準々決勝に進出しましたがフランスに3対4で敗れています。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は金曜2人(域内感染者0人)、土曜2人(域内感染者0人)、日曜3人(域内感染者0人)、感染者合計は11,979人、死者合計は212人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が約3 032 200人(人口の約40.4%)(シノバック1,206,700人、ビオンテック1,825,600人)、うち2回目接種が約2,237,800人(シノバック913,900人、ビオンテック1,324,000人)となっています。